稲沢市議会議員のしちおうです。
先日、日本の首相が辞職して、新たな人が選ばれることになりました。
メディアでは次期首相と目される人と、その動向が取りざたされています。国の行く末を左右する人選なので注視したいけど、いまいち、というかまったく興味が持てないんですよね…
次期首相候補として取りざたされているどの人がなっても、今のコロナ禍を切り抜ける政治判断ができると思わないからなのか、公文書管理や公金の不可解な使途など不公正な行政が変わると思えないからなのか。
はて、なぜだろう?と思っていたのですが、分かりました。
自分に選ぶ権利がないからではないか、と。
次期首相は、政権与党である自民党のトップがなります。
その自民党トップを決める投票(自民党総裁選)は、国会議員と自民党の党員らで行なわれてきましたが、今回は緊急事態ということで主に国会議員の投票によって選ばれる見通しです。
いずれの手法にせよ、国のトップを国民が選ぶことはできないんですよね。
国民ではなく、国会議員によって選ばれるから、次期首相候補らの視線は各派閥の重鎮に向いています。そして、水面下でさまざまなやり取りがなされている。
首相になりたい人、いずれ首相になりたい人、閣僚などの要職に就きたい人、それぞれの思惑が入り乱れながら、駆け引きがされている。
ぼくらが見たいのは、そんなドロドロとした政局なんかじゃなくて、
これから日本をどうしていくか、コロナ禍をどう切り抜けていくか、安倍首相のいい部分とわるい部分を総括して次にどう進むかってことなんじゃないかな。
政治的な論理で話が進み、国民が置いてけぼりのこういうところからも、政治への不信が生まれている気がする。どうか次期首相候補の人たちは、「私ならこうする」ってビジョンを国民に示して、丁寧に説明してほしい。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
Facebook:https://fb.com/shichioh
Twitter:https://twitter.com/shichi_oh
phone:090-4239-4726
mail:shichioh@gmail.com