稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

無駄を削ぎ落としすぎると、退屈になる〜オンライン授業を受けてみて感じたこと〜

稲沢市議会議員のしちおうです。

前回の投稿で、学校のオンライン授業について書いたのですが、 

オンラインについて考えていると、同時に対義語であるオフラインついても考えることになるんですよね。オンラインのメリットはオフラインのデメリットでもあるし、オンラインのデメリットはオフラインのメリットでもあるからです。

 

ぼくがオンラインの会議や勉強会で感じた違和感の一つが、その場を共有している感覚が薄くなることでした。

「〇〇くんは寝ているけど、〇〇さんは頑張って聞いているな」などの教室の空気感がないというか、みんなで授業を受けている感じがしないんですよね(双方向型のオンライン授業では、顔を見ることができるけれど、それでも映るのは一部分)

 

授業中に消しゴムを削って飛ばしたり、手紙を回したり、席替えする時のわくわく感や、忘れものをした貸し借りの中で誰かと仲良くなること、同じクラスの気になる子をチラチラ見ることもないわけで、なんだか味気ない。

こういうことは、授業にとって邪魔なものかもしれないけれど、無駄じゃなかったような気がするんです。学校って授業を受けるだけじゃなくて、むしろそれ以外の部分に価値があって。ぼくは学校のそういう部分が結構好きだった気がしたんですよね。

 

いや、まぁ、あんまり学校へ行っていなかったから、説得力ないかもしれないけど。

 

確かにオンラインは便利で、利用していくべきなのだけど、現実の質感というか、オフラインだからこそ起きることやできることにも改めて光を当てていく必要性があると感じました。

前回の投稿でも書きましたが、オンラインとオフラインのいいとこ取りをしていけるといいですよね。そのためにも、オンラインとオフラインの両方を、苦手意識持たずに実際に体験していくことが大切なのだろうと思います。

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稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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