稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

インフルエンザの予防接種について

市民の方からお便りを頂きました。
内容はインフルエンザの予防接種に関する話です。
他の方にも関わる話なので、同意を得た上で一部内容を記載します。

 

要望を要約すると、インフルエンザワクチンが値上げされるが、助成金を高齢者だけでなく18歳以下の子どもにも適応して欲しいというものでした。値上げによって予防接種が控えられ、インフルエンザが蔓延してしまう可能性も危惧されていました。

 

私は指摘頂いて調べるまで知らなかったのですが(すみません…)、今季よりインフルエンザワクチンが3種類(A型2種、B型1種)から4種類(B型株が1種追加され、A型2種、B型2種)へ変更。抗原が増量されたことにより、ワクチンの原価が50%程度上昇。接種料金が全国的に値上げとなっているようです。

 

接種方法や自己負担金等の内容は各市町村で異なるようですが、稲沢市では65歳以上の方と、60歳以上65歳未満で身体障害者手帳1級程度の方は1,000円で、生活保護世帯・市民税非課税世帯の方は無料で受けることが出来ます(指定の証明書が必要)

 

一方、子ども達には助成金がなく、今後の検討もされてはいないようです。

(市町村によっては、中学生まで助成金を出しているところもある)

 

インフルエンザ予防接種の代金は、各医療機関ごとで値段が設定されています。

3種から4種への変更に際して値段を据え置いている所もあるかもしれないと、何件か病院、診療所を尋ねてみましたが、大体どこも数百円〜1000円程度値上げしているようでした。
ただ、私の調べた限りで、6ヶ月〜12歳で2500〜3500円、13〜64歳で3000〜4600円と各医療機関でだいぶ値段の開きがあります。
根本的な解決ではありませんが、予防接種される方は近隣の医療機関に問い合わせた上で、最適の場所を探して欲しいと思います。
(また、ケーブルTVで予防のための放送もされるようなので、要チェックです。ちなみに、家にはTVが無いので見られません…。)

 

 

 

※今回のことを調べるにあたり、担当課、保健センター、近隣の病院、診療所の方には丁寧に対応して頂きました。この場をお借りして、お礼申し上げます。