稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

外見コンプレックスの中にあるその人らしさ。

あるTV番組を見ていた時に、

外見に対してコンプレックスを抱える人たちが出演していた。

僕自身も特に10代の頃はそうだった。同じような悩みを持つ人は多いのだろうと思う。

 

 

さて、僕らはなぜ外見に対してコンプレックスを抱くのだろうか?

それは、正解があるからだと思う。

まぶたは、一重よりも二重の方が良いし、目は小さいよりも大きい方が良い。

男性では特に、身長は低いよりも高い方が良いし、

女性では、体重は多いよりも少ない方が良いとされる。

 

その正解のイメージから外れた部分が、コンプレックスになりやすい

自分ではそうと思わない場合は、周りが親切丁寧に教えてくれる。

「不細工」、「可愛くない」、「デブ」などのネガティブな言葉でだ。

 

これらの言葉は、呪いのように人の心の中に残って、自信を奪っていく。

 


僕は昔から色白で目が細かったので、

平安時代に女性として生まれたら良かったのにねと子どもの時に言われたことがある。

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大きなお世話である。 

 

僕が生きているのは今だ。

生まれる時代は選べないし、この顔も変えようがない。

この姿で今世を生き抜いていくしかない。

 

では、平安美人の僕が、平成の世で不幸なのかと言うと、そんなことはない。

この姿を好きになってくれる人はいるのだ。

正解とされる姿に近くなければ、

つまりかっこ良く(可愛く)なければ愛されないというのはマボロシにすぎない。

そのままの自分を受け入れてくれる人は必ずいる。

 

だから、誰のものか分からない価値観や他人の言葉に振り回されて、

個性的な部分を隠してしまうのはもったいない。

隠してしまったコンプレックスの中に、

その人らしさや、かっこ良さ、可愛さも内包されていることがあるからだ。

 

僕のこの開いているのか閉じているのか分からないくらいの細い目も、

切れ長の目、日本人らしい目と言われて一部では人気だ。

 

つまり、100人に愛される外見もあれば、2人に愛される外見もある。

そこで100人に愛されようとすると、2人は離れ、誰にも響かなくなるのだと思う。

 

 

それに、外見問わず、前向きな人は素敵だ。

僕らは、どのような顔や体で生まれてくるかは選べないけど、

どのような生き方をするかは自分で選ぶことができるってことだと思う。

 

コンプレックスを弱さだとは思わないで。個性に変えて、前向きに生きていきたい。

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しち おう/志智 央
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市議会を身近にする見学ツアー。国会を見習おう。

稲沢市議のしちおうです。

そういえば、先日の東京出張の合間に、国会議事堂を見に行きました。

日に何回か、中を見学できるツアーもやっていて、飛び入りで参加。

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そこには、テレビで見る光景が。

議場はさすがにすごい雰囲気で、ここで国を動かす議論がなされているわけですね。

見学ツアーには子ども連れの参加者が半数いて、

こんな風に気軽に見学できるのは主権者教育としても良いことだと感じました。

 

ひるがえって、稲沢市はと言うと、

議場の見学はやっておらず、子どもが社会見学の中で訪れるくらい。

これも一般質問で教育委員会に提案して、最近やってくれるようになりました。

ありがたい。

 

ただ、この時も閉会中に来て、教員が説明するのみで、

実際に議論しているところは見られないですし、議員も応対しません。

議会閉会中かつ予約制であれば、一般の方の見学含めて、

議員が持ち回りで説明できるように思いますし、出来たら良いのになと感じています。

 

 

議場と議会をもっと身近に感じてほしい。

そのためには、議員側から市民へ近付かないといけません。

議会で話すのはみなさんの身近な話題ですし、話し手はみなさんが選んだ人たちです。

国会が気軽に訪れられるのだから、市議会もそうでありたいですよね。

 

ちなみに、東京では合間にシェアサイクルも見学。

docomoが社会実験をしている最中のようで、多くの人が利用されていました。

時間を見付けると、仕事に繋がることを探してしまうのは最早職業病と言える…

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各駐輪場で借りて、各駐輪場に乗り捨てられます。

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登録すれば、ICカードで貸し借りも可能。

さらに、全車電動駆動!

…だけども、この時は充電0%でした(業者が夜に一括で充電していると思われる)

さらに、ICカードでの解錠に時間がかかり、まだ課題も多そうでした。

 

稲沢市では特に国府宮駅周辺で通学・通勤客への需用があるのではないかと思っています。稲沢市も、こういう社会実験にも名乗りを上げる街でありたいですよね。

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脱シルバーデモクラシー!0〜17歳の子どもへ向けた施策を。

稲沢市議のしちおうです。

新年早々、東京へ出張してきました。

内容は、20代で当選した議員や、主権者教育に関わる若手で集まり、

これからの日本の未来を話し合う会議です。あ、もちろん、自費で来ています。

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日本ではシルバーデモクラシーという言葉に代表されるように、

投票率の高い世代に向けて政治が行なわれています。

なので、今は高齢者向けの施策が中心なんですね。

 

それによって、若者世代、未来への投資が減るだけではなく、

将来の世代のためのお金を、僕含めて今の世代が使ってしまっています。

つまり、借金をして、返済を次の世代に押し付けている。

そして、おそらく、僕らの世代と次の世代はその返済から逃れられない。

今まで溜まったツケの支払いを迫られるのだろうと思います。

 

今回集まったメンバーは、政党も地域も考え方も全然違うんですが、

共通点としては若手であり、そして、もう一つ。

投票権の無い17歳以下とこれから生まれてくる世代のことも考えて政治をする。

ということを意識しています。

 

これは政治をする上で「票」にならないので、

多くの政治家が避けてきたことですが、考えていかなければいけないことです。

この危機感を共有して、これからの日本を考えていく。

今回の会議では、顔合わせと軽いディスカッションで終わってしまい、

政策として落とし込むまでには至りませんでしたが、

全国の若手と繋がって、社会を変えていく動きに繋げていけると良いなと思います。

(ちなみに、ここで言うシルバーデモクラシーからの脱却は、高齢者向けの施策を無くすことではなくて、公共がしなければならない仕事を再定義して無駄を削減、借金をせずに運用していく前提を作ったり、お金を配分する際の優先度を考える話です)

 

 

とにかく、集まったメンバーがすごい人達ばかりでたくさん刺激を受けました!

また何か進展があったら報告しますね。

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