JR稲沢駅前の多目的広場(市有地B街区)に、
豊田合成の室内競技場が建設されることになりました。
駅前一等地の市有地を民間業者に売却する話で、
以前にブログで取り上げた内容の「その後」になります。
詳細。
売却の方針は変わらず、
市が最低価格20億2,500万円で公募をかけたところ、
豊田合成1社のみが参加し、同額で売却が決定しました。
室内競技場は豊田合成の福利厚生施設で、3,000人規模のアリーナとなる見通しです。
バレーボールの国内最高峰リーグに所属する豊田合成のチーム等の練習拠点や公式戦の会場になりますが、市民への貸し出しや外部が入れるレストラン等の併設も検討されており、2020年5月に開業する予定とのことです。
この広場の近隣にはマンションが建ち並んでいて、若い人、子どもも数多くいます。
計画を進める際には、彼らを含めた多くの市民に丁寧に説明する必要がありましたが、
行政の説明と意見の聞き方は正直、不充分だったと思います。
今はまだ広場があるけど、
これから広場が施設に変わっていく時に、多くの人が計画を知ることになります。
その時に、市民と行政との間にすぐには消せない遺恨が残らないかを懸念しています。
いずれにせよ、市や企業の狙い通り、
交流人口が増えて、にぎわいが生まれるのかどうか。
また、仮に豊田合成がスポーツ業界から撤退した時に、
施設の存続がどうなるのか含めて、今後もチェックし続ける必要があります。
しち おう/志智 央
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