稲沢市議会のしちおうです。
9月に選挙がある影響で、8月から始まった9月議会(ややこしい)
4日ですべての議案審議を終え、ぼくの4年間の議会活動も終わりました。
稲沢市議会には、議会改革推進特別委員会という話し合いの場があります。
・特別委員会
特別な出来事に対して、調査、研究、審査するため、議会の議決によって設置でき、調査等が終了すれば消滅する。
具体的には、議会の原則を定める「議会基本条例」を作ったり、現在進行形で「タブレット端末の導入」を話し合ったりしています。
・タブレット端末
i padなどのタブレット端末を用いてペーパーレス会議をしたり、市政の情報を一元管理したり、市役所と議会、議会と市民の情報共有を促進する。
ぼくは最後の一年間にこの委員会のメンバーになって、話し合いに参加してきました。
議会と市役所って、絶望的に情報通信技術(ICT)に遅れをとっているんですね。
それに伴って、無駄も多い。たとえば、公務の連絡が書かれた紙を、職員が議員の自宅まで届けに来ることを平気でやっている。もちろん議場にはパソコンの持ち込みは不可で、その主たる理由が「キーボードを叩く音がうるさい」から。
ぼくは議場のディスプレイに議案を映し出して、傍聴者(市民)に情報を伝えたり、分かりやすく話していることを伝えたりしたい。課題のある箇所があれば、現場に赴き、位置情報と写真を添えて市役所と共有、すぐに問題解決に当たりたい。市政の情報や議案なども、市民に開示したい。使いこなせれば、できることは増えると思う。
そういったシステムの話だけじゃなくて、
議会や委員会をインターネット配信して(現在は議会の録画中継のみ、委員会は現地に赴かないと話を聞けない、しかも、3人までしか傍聴できない)、議員と市役所の議論を市民がチェックできるようにするなど、議会も市役所も変わらなければならないことがたくさんある。
逆に言うと、変わることができれば、できることがたくさん増える可能性がある。
議会改革は、議会と市政の前進を図るエンジンのようなものです。
9月の選挙で選ばれる26名の市議会議員の顔ぶれによって、進むのか、止まるのか、それとも後退するのかが決まります。 議会改革の灯を消さないために、ぼくらにできること、ぼくらが必要とされていることがあります。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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