稲沢市議のしちおうです。
私は定期的に駅や交差点に立っています。
雨の日もね。
今朝は市役所の前にいたのですが、しばらくすると交差点に人、人、人!
あっという間に蛍光色のジャンパーを着た面々に取り囲まれ、警察(!)まで合流。
しちおう、捕まるのか?なにも悪いことしてないのに!?
と思いきや、今日はゼロの日※でした。
※交通死亡事故0を目指す日。各地で交通の取り締まりや啓発キャンペーンが行なわれる。
たまに私が街頭に立つ日とゼロの日がかぶって、交差点に蛍光色の人々と警察と本人たすきが溢れる時があります。これがまた、結構シュールな光景でして、割と楽しいです。ちなみに、警察官の方は私と目を合わせようとしません。何故だかは分かりません。
不審者として捕まらないだけ良しとする。
パブリックコメントに対するSNSの反応。
さて、パブリックコメントだ。
SNS上でパブリックコメントの募集を告げてみた。反応を一部抜粋して見てみよう。
・パブコメってなに?
いやもうそうだよね。まずパブコメって何か分からないよね。
新手のお米じゃないよ。パブリックコメント。意見公募のことだよ。
そして、一番多かったコメントがこれだ。
・意見を言いたい人が尻込みするような意見の集め方w
簡単に意見が言える環境だったら、たくさんの人が興味を持つし、いろんな意見の中で最も支持される方法を選択できる気がする。
・見てみたけど、提出する気が起きなかった。
きっちりしていても、分かりにくくては意味がない。ウェブ上で提出できるフォームがあると良いのに。
ですよねー。。
「意見ちょうだい」と言う割に、意見を出すためのハードルが高すぎる。
相当な熱量、あるいは知識がないと提出できない仕組みになっていて、「広く、市民の声を受け付ける」という本来の目的に適っていない。
市民に意見を求める意味。
問題の根っこは、「正しい政策にするために、広く意見を取り入れよう」ではなく、「パブリックコメントをやらなければならないからやる」になっているからです。
「ある特定の性別・年齢層の方だけの意見になりがちな政策に、多様な意見を取り入れたい」という当初の目的を忘れ、手段であるはずのパブリックコメントをこなすだけになっている。
私がなぜ前回のブログにパブリックコメントの説明を書いたかと言うと、
行政の説明文だけでは友人に「書いて」ととても言えないような内容だったからです。
自分だったら嫌だもん。こんなの読めない。
それが平気で出来てしまうのは、市民と行政との間に相当な価値観の隔たりがあるからだと思います。
私はそれがとても悲しいです。
まず僕らから市民に近付こうよ。
とまぁ、不満ばかり言っても好転しない改善策を考えてみる!
まずタイトルだ。
稲沢市|「市有地B街区活用に関する基本方針(案)」パブリックコメント募集
どこやねん、B街区て。
いかん、いきなりタイトルでつまづいた…
分からないでしょう…B街区って。場所を地図で示して、「市有地を有効活用するために市民の意見を募集しています」で良いんじゃないかな。
30ページ近くあるその後の文章構成も、背景から議論の経緯、そして結論になっていて、途中から何を聞かれてるのか分からなくなります。
聞きたいことは、「駅前一等地にある芝生広場を、有効活用しましょう。行政が考えた案は三つ(スポーツ施設、学校、文化施設)ですよ。どう思いますか?」でしょう?
ならば、結論から書く(基本方針の部分)
これなら、2〜3ページで終わる。
そして、もっと知りたい方向けに添付資料として経緯を載せれば良い。
以上のことを担当課に伝えました。
また、パブリックコメント自体を担当する部署に、①平易な言葉で書く、②結論を先に書いて後は添付資料にする、③意見を送るためのフォーム※を作ることを要望しました。
※こんなやつ(山県市のを引用)
今回のパブリックコメントは、市民の方々にご迷惑おかけします。申し訳ありません。
改善に向けて取り組んでいきます。
しち おう/志智 央
Facebook:https://fb.com/shichioh
Twitter:https://twitter.com/shichi_oh
phone:090-4239-4726
mail:shichioh@gmail.com