稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

稲沢駅東多目的広場(B街区)のパブリックコメント募集

前回の議会で鉄道高架に触れてから、年配の方からお叱りを受ける機会が増えた稲沢市議のしちおうです。本日も賛否両論ある話題ですが、懲りずにぶっこんでいきます(^^)

 

稲沢市有地B街区。

稲沢市の東側(JR稲沢駅やリーフウォークアピタの近く)に芝生広場があります。

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(稲沢駅東多目的広場と書かれているところ)

 

ここは元々、地域交流センターを建てるために市が購入した土地なのですが、施設の建設に至らないまま時が経ち、暫定的に芝生広場として整備されていました。名前をB街区と言います。

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しかし、駅前の一等地であるため、平成28年に方針転換。地域交流センターにこだわることなく、業務用用地としての活用が検討されています。

 

簡単に言うと、公共施設を建てるために買った土地を民間に売却するってことですね。

 

行政は、近隣にどんな施設があって、どんな施設だと市民に利益があるか調査。民間の需用等も加味して、三つの方向性を導き出しました。

 

⒈ 大型スポーツ施設にする(健康増進機能)

⒉ 大学等の教育施設にする(教育機能)

文化施設・博物館等にする(文化集会機能)

 

補助機能として、子育て支援機能(⺠間保育所)、高齢者福祉機能(介護老人福祉施設)、商業機能(コンビニ等)も併せ持たせたいそうです。

【資料 P.25に記載】

市民の意見。

市民の方から頂いている意見は、おおむね三つ。

①近くにお住まいの方→公共施設が欲しい(病院、図書館、介護施設など)

②近くにお住まいの方→芝生広場のままが良い。

③遠くにお住まいの方→税金で買った土地だから、近くに住む人だけでなく全市民が使える場所に変えて欲しい(土地を売ってお金を戻してほしい)

 

 

芝生広場は、子どもと子育て世代、高齢者には好評で、たまにイベントも開催されています。

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行政としても、売却する際に施設用地内に広場を設けることを要求することを考えているようです。

一方で、公園は近隣の方の利用が主で、普段の利用者は他の公園と比較して1/2〜最大で1/8程度少ないというデータもあります。また、近くにお住まいでない方は、購入にかかった税金約28億円を市全体の利益へ還元してほしいとも。

 

考えを表明しよう。

私は、この土地に使われるか分からない公共施設(地域交流センター)を建てることに反対でした。芝生広場が無くなるのは複雑な思いですが…できる限りの要求(部分的に広場を残したり、公共の利益になる機能を持たしたり)をしつつ、民間に任せるのがベターだと考えています。

 

 

「そんなことあるかボケ!」という方は、パブリックコメント(意見公募)が始まりましたので投書して下さい。

稲沢市|「市有地B街区活用に関する基本方針(案)」パブリックコメント募集

 

賛否両論あると思います。でも、それ以上に、パブコメの開始を知らない人、今までの経緯を知らない人、そもそもそういう広場があることすら知らない人がいます。反対意見を聞くのは勇気がいるけど、意見を表明する場も知らされずに終わるのはいけないことだと考えます。

 

自分がどう感じ、どう思うのか、是非パブコメを通して伝えてほしいです。

 

【もっと詳しく知りたい方は→本案の検討会 会議録】

小島慶子さん講演会〜雛形通りの働き方をやめる〜

稲沢市議のしちおうです。
先日、元TBSアナウンサー・小島慶子さんの講演会が稲沢で開催されました。

テーマはワークライフバランスで、このテーマと言えば、しちおう抜きには語れまい。ということで参加。

 

◯◯のくせに、という呪い。

小島さんの経歴は、育児と仕事との両立、夫が仕事を辞めたことで一家の大黒柱に、海外への移住と日本への出稼ぎ生活へ、と変化に富んでいました。

その中で、「男のくせに、女のくせに」と言う価値観に、知らず知らずの内に支配されていたこと。

でも、夫が仕事を辞めた時に、職業や肩書きで相手を評価するのを止められたこと。

ワークライフバランスは、「雛形通りの働き方をやめること」であり、本人の仕事や家族の状況、ライフサイクルに応じて変わっていくという話が印象的でした。
 
 
男は働き、女は家にいるのがフツーみたいな価値観が昔はあって、今も男が仕事を辞めて家のことをしたり、女が男以上に働いたりするのはしづらい空気がある。

「男なんだから・女なんだから〇〇しなさい」って言葉が私や上の年代には刷り込まれていて、「正解」と呼ばれる生き方を追い求めている。

個性とか、ありのままでって言葉に憧れて、自分の望む生き方をしたい反面、型通りに生きることに安心を感じている。


自由とは選べること。

私もきっとどこかで、そういう価値観を学んでいたから、大きな病院を辞める時の不安や周りの反発は強かった。

特に選挙に出るために仕事を辞めるなんて、もうどこも雇ってくれないよと言われもした。

仕事を休んだり、辞めたりするだけでこんなに選択肢が減るのだから、子どもを持つことを望む女性がキャリアを積むことはとても大変なのだろうね。
 
 
今回の講演の副題は、「男も女も自由になろう」だった。

私は、「自由」とは「選べること」だと思う。

男だから、女だからって理由で仕事を制限されずに済む社会でありたい。

そして、ワークライフバランスを実現した社会の方が、従来の生き方よりよっぽど良いよねと認められる未来を見てみたいな。

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しち おう/志智 央
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稲沢イルミネーション2017

稲沢市議のしちおうです。

冬本番に入って、朝の街頭活動がつらい時期に入りました。

 

そんな冬が苦手な私も楽しくなるイベントがあります。

去年から始まった「稲沢イルミネーション」です。

shichioh.hatenablog.com

 

今年は、場所を変えて国府宮神社で実施。

11月25日〜12月24日までの開催で、17時〜21時までライトアップされます。

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ライトアップされているのが参道の1/3程度なので、すこし物寂しい感じもしますが、

11月25日の開会式ではペットボタルのメッセージカードを書いたり、ブラスバンド演奏、LED風船や豚汁・あしるこ等の配布がありますし、12月16日はナイトマルシェが開かれます(期間中は写真アプリのinstagramを使ったコンテストも開かれるとのこと)

 

満喫するには、上記イベント期間中に行かれるのがオススメ!

そして、落ち着いて写真を撮りたい場合はイベントのない日に行かれると良いと思います。

 

冬の夜長に是非。

 

【イベントの詳細はこちら−稲沢市観光協会−】

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