東京都目黒区で、5歳の女の子が親から虐待されて、殺された。
この悲しい事件が見た人の胸をより締め付けるのは、
“躾”と称して親が書かせた「彼女の手記」によるものだと思う。
手記には、両親に対して必死に許しを請う言葉が書かれていた。
それは、およそ5歳が書くような、書けるような内容ではなくて、
彼女が置かれた状況の悲惨さと彼女の真っ直ぐな性格を物語っていた。
この事件を見聞きすると、くるしい。
つらい。
かなしい。
でも、それで終わらせたら、いつかこの事件は風化する。
彼女が記憶の中からも死んでしまう。
「どうすれば良かったのか?」、
「どうすればこれで最後にできるのか?」を考えねばならない。
児童相談所の職員を増やして、権限を強化したり、
度重なる虐待が判明した時点で子の保護、親の親権停止、再教育をする制度だったり、
システムを変えていかない限り、問題は無くならない。
僕も僕にできることをしたいから、
子の社会的擁護について学びながら、
稲沢市で子どもの虐待がどの程度起きているのか調べてみようと思う。
彼女の死を無駄にしないために、自分にできるアクションを。
しち おう/志智 央
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