稲沢市議のしちおうです。
教育委員会の新たな取り組み「ふるさと新発見学習事業」の発表会がありました。
なんなのそれーと思う方が多いと思いますが、
それもそのはず。3年前から始まった新しい事業で、
稲沢市立中学校に通う児童が、稲沢市の課題や日常の疑問を調べ、
解決するためのアイデアをまとめる授業になります。
いわゆる主体的な学習「アクティブ・ラーニング」ですね。
昨日、優秀作品の表彰と発表がありましたが、今回も力作揃い！
僕が一番魅力的に感じたのは、稲沢市の文化財の多さ、とりわけ仏像の数に着目し、パワースポットとして売り出すアイデア。
仏像の種類や手の形の意味などに触れながら、仏像の見方・楽しみ方を提示。
こういう風に見れば良いのか！楽しそう！と思わず感じさせる内容でした。 
なによりも感心したのは、現場に足を運んだこと。
仏像のあるお寺だけでなく、歴史を知る人物を訪ね、内容を深化させていました。
できあがった稲沢市内の仏像を巡る自作・ガイドブックは売れるレベルで、
ここまでやるか！と思う素晴らしい出来でした。僕にはマネできない…
彼らの物事を見る視点、納得いくまで調べ上げる根気、発表の時の真面目さ、
大人が見習わなければならないくらいですね。
とても良い刺激を受けました。
僕らをこれから遥かに超えていくであろう次の世代の存在を感じつつ、
彼らに良い時代をバトンタッチできるよう今の大人も頑張らねば。
受賞された児童生徒たち、おめでとう。
どの発表も、本当に素晴らしかった。
追記
生徒の作品、教育委員会の頑張りを多くの人に知ってもらいたいです。
発表会を関係者以外も聞けるようにした方が良いと思うし、少なくとも詳細を知れるようホームページで公開できないものか教育委員会に相談中です。変えてくれると良いなぁ。
しち おう/志智 央
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