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しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

みんなで食べるとおいしい、自分のために作ってくれると嬉しい:子ども食堂へ行ってみた

子ども食堂へ参加しました。

今回参加したのは、春日井市にある“フードバンクかすがい”から支援を受ける「はらぺこ食堂」。月に2度、グループホームなどの場所を借りて、高校生までは無料で子ども食堂を行なっています。

・子ども食堂とは…?

平均所得の半分未満の世帯で暮らす「子どもの貧困率」は16.3%、実に6人に1人が貧困状態にある。子ども食堂は、経済的に厳しかったり、親の都合で食事がとれない、あるいは一人で食べていたりする子に無料もしくは安価で食事を提供する場所。

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みんなで食べること、誰かが自分のために作ってくれること。

寄付で主に賄われた食材で、カレーライスを調理。作るのは、主婦のボランティアの方々が中心で、今回は20名程(内、子どもは8名)が食べに来てくれました。日によっては、20名以上の子が参加する日もあるそうです。

3回目の開催であるため、参加した子どもは知らない場所と人に戸惑い気味。ちょっぴり緊張しつつも、一緒に来た親や兄弟と、おいしそうにカレーを食べてくれました。

誰かと食べたり、誰かが自分のために作ってくれたりするからなのか、みんな残さず食べてくれたのが印象的でした。

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子ども食堂の意義〜子どもだけでなく親や参加者への影響〜

子ども食堂の効果は、きっと食事支援だけではありません。

年齢や校区を超えて友達ができることや、子だけでなく親同士の繋がり、ママ・パパ友には相談しにくいことを上の年代に相談できる場所にもなると感じました。いろんな年代の、多様な背景を持つ人々が集まるため、悩みを話せば共感をしてくれる人や、アドバイスをくれる人がいます。

ボランティアの方々も楽しそうに活動され、とても良い雰囲気でした。私も鍋の番という大役を任され(料理が苦手で、それしか出来なかった)、楽しく関わることができました。

 

 

実際に参加して見えてきたこと。

食堂を継続する上で、場所や人、食材の確保は大きな課題です。

はらぺこ食堂はフードバンクから支援を受けているため、多くの食材は寄付により賄えていましたが、場所は有料で借りています。頻度を上げたくても、上げられない側面もあり、食事を継続して無料で提供することの難しさを感じました。

また、本当に困っている子は「困っている」と言えなかったり、情報を得るための手段が乏しく、開催していることを伝えるには何度も繰り返して認知度を高める必要があります。

 

行政の連携で、経済的に困っている世帯へピンポイントに情報を伝えたり、子ども食堂が窓口となって見逃していた困窮者への支援に繋げるなど、横の連携も今後重要になると感じました。

 

第3の居場所作り

私が不登校であった時、「学校」と「家」には居場所がありませんでした。

今も同じような子はいて、そんな時にもし学校と家に代わる「3番目の居場所」があれば、少しは息が抜けたり、3番目の居場所に軸足を置ければ、学校と家にも行く気になれたりするのではないか。

それは子どもだけじゃなくて、関わる大人にとっても、「家」と「職場」以外の居場所にならないか、みんなにとっておもしろい場所になるのではないかと考えています。

 

いつかそんな場所を作りたい。

 

叶える手段は、子ども食堂になるのか、学習支援教室になるのか、はたまた「しちおう事務所」を構えて誰でも利用できるよう開放することなのか、分からないけれど。実現に向けて、いろんな方向性を探っていきたいと思います。

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