稲沢市議会のしちおうです。
今日は、市内の高齢者サロンで認知症の声かけ訓練があり、見学させてもらいました。
参加者は、認知症役、声かけ役、観察役に分かれ、ロールプレイを実施。
認知症役の人が、近所で座り込んだり、道路をウロウロしたりします。声かけ役は、会話をしながら、健常者か認知症かを判断。安全な場所に誘導し、警察に通報(今回は訓練なので包括支援センターに通報)、現在位置と特徴を伝えました。
認知症役の人は、話しかけられても駅に行きたいそぶりは見せるが、どこから来たのかは聞かれても答えられないなど、迫真の演技をされていました。声かけ役の人も、会話の中から情報を引き出して、声かけの仕方を学んでいました。
終わってからは、認知症役、声かけ役、観察役のそれぞれの視点で振り返り。
声かけの仕方が難しかった、現在地を伝えるのに難儀した、認知症役の人が知人じゃない状態でやってみたいなどの意見が出ていました。
こうした活動を通して、認知症への理解が増して、もしもの時の対応ができる人が増えると良いですし、サロンを通して人との繋がりが生まれ、地域力や防犯・防災力の底上げも図れるのではないかと感じました。
これから各地区に広がると良いですし、認知症の方への対応方法は、ぼくら医療者がアドバイスできることがありそうなので、やれることがたくさんありそう!
認知症にならないのが一番だけれど、たとえ認知症になったとしても、安心して外を歩ける地域づくりができると良いと改めて感じました。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
Facebook:https://fb.com/shichioh
Twitter:https://twitter.com/shichi_oh
phone:090-4239-4726
mail:shichioh@gmail.com