※本日のブログは完全に雑記です。
今日はいい天気。バーベキューをしようと思い立ち、蒲郡へ行った。
飲み物など準備万端で会場へ辿り着いたが、バーベキューの煙も食べ物が焼ける匂いもない。それらしい感じの客もいない。店員さんが会場へ案内しますと言うが、仲居風の出で立ちで、外で肉を焼くと言うよりは、これから宴会ですよと言った雰囲気である。
もしかして、バーベキューと言いながら中でやるのだろうか…そんな不安を抱えながらしばらく付いて行くと、店員さんは外へ。「取り越し苦労だった」と思ったのも束の間、再び室内に入り、会場へ到着。
そこは、見事な宴会場だった。
何かの間違いかと思ったが、店員さんは笑顔で、食材を準備。「あ…ちゃんと買って来ました…」と言う間もなく肉と野菜、ご飯と飲み物が用意された。全て揃っていた。室内で、冷房もガンガンだ。
これでは蒲郡まで焼肉をしに来ただけではないのかと思ったが、
悲しむ人を増やすだけなので、口に出さずにおいた。
ひとしきり食べ終わった時、新たに来た客が「これがバーベキュー?」と不満を漏らしていた。気持ちを代弁して貰えたことに安堵しながら、塗った日焼け止めをそっと洗い流した。
その後に海へ寄った。
もちろん、我々は蒲郡まで海を見に来たのだと言い聞かせるためだ。
私は、波の打ち寄せる岩場へ飛び移れないかと思い、
「難しそう」と止めたのだけど、友人は身軽に飛び移っていた。
その時に、大人になって自分の能力の限界を知り、先の見通しが立つようになることで、やる前にやめてしまうことが増えたと思った。
結果を予想して、頭の中で勝手に失敗して、やめてしまう。
考える程に失敗の可能性とリスクが浮かび、出足が鈍ってしまう。
加えて「大人なのだからやめておけ」とこんな時だけ妙に大人ぶる。
体験した方が良い。聞いたり、想像したりするだけで分かった気にならずに、成功より失敗よりも、体験すること自体に価値を置いて、とりあえずやってみたら良い。見切りをつけてやめてしまうことばかりうまくなる前に。
そんなことを思いながら、30歳前の男が3人、キャッキャッ言いながら遊んでいました。