稲沢市議会議員のしちおうです。
本日、9月議会の最終日だったので簡単に報告しますね。
国が進めている、⑴ 電力・ガス・食料品などの価格高騰に対応する緊急補助金や、⑵ オミクロン株対応の新型コロナウィルスワクチン接種に関係する予算などの可決、議会内役員の改選が行われました。
⑴ の電力・ガス・食料品などの価格高騰に対応する緊急補助金は、このところの物価高を受けて、生活に困窮した方に向けて一世帯あたり5万円を給付する事業になります。
対象者は住民税非課税世帯と、家計が急変して住民税非課税世帯並みに所得が落ち込んだ世帯になります。
稲沢市では住民税非課税世帯が約10,500世帯でプッシュ型で給付を行います(プッシュ型:申請しなくても口座に振り込みが行なわれる)、家計急変世帯が約1,500世帯の見込みで、こちらは申請が必要になります。
この事業は国が主導していて、住民に最も近い市町村が窓口となり、対象者の絞り込みと振り込みを行なっています。実はこういう仕組みの事業がたくさんあって、ほとんど場合、市町村は国から言われたことをただやるだけになっています。
ぼくは、せっかく生活に困っている人にアプローチするなら、この機会を生かして支援にまで繋げてほしいと考えています。
具体的には、家計急変世帯は窓口に申請に来るので、その時に生活困窮者の支援窓口を紹介したり、ハローワークなどの就業支援に繋げたりして、生活難から脱するところまで想定してやることが重要だ、と担当課にお話しました。
一過性の支援や縦割りの支援では、彼らの困りごとを一時的にしのぐ手助けにはなっても、根本的なところを助けることはできません。国から言われたことをただやるだけでなく、住民に一番近い市町村なりの工夫を持って対応していきたいし、そうなるように議員として目を光らせていきたいと改めて感じました。
10月からは、新たな役員体制で市議会も行われます。心機一転、がんばっていきます。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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