稲沢市議会議員のしちおうです。
先日、稲沢市で地域ケア会議が開催されたので、見学させてもらいました。
・地域ケア会議とは
高齢者本人が希望する自立した自分らしい暮らしを実現するため、専門職が集まり、生活課題について話し合う場。
具体的には、地域包括支援センターの職員さんが対応に悩んだり、困ったりしている事例をピックアップ。それに対して、薬剤師や理学療法士、作業療法士、管理栄養士、歯科衛生士、ケアマネージャーら専門職がアドバイスをすることで解決策を探ります。
数年前から始まったこの地域ケア会議。実は今年から稲沢市内のリハビリテーション専門職が所属する「リハビリネットワーク」にお声がかかり、市内事業所で働く理学療法士と作業療法士が持ち回りで参加することになりました。
その日は六輪病院の理学療法士が担当する回でしたが、地域ケア会議がどのような形で運営されているかずっと気になっていたので、ぼくは見学枠で参加。専門職らの意見交換を興味深く拝聴しました。
詳細は個人情報保護の観点から書くことは出来ないのですが、実際に参加してみると、専門職の着眼点とアドバイスって別の視点をくれるから、すごい。特に高齢者の生活は運動と栄養、服薬、口腔機能、すべてに関連があるから、それぞれの専門職からの意見は参考になるものばかりでした。
1時間半で2症例の検討を行いましたが、あっという間。願わくば、一度の検討で終わらずに経過を見ていきたいし、同じ専門職でも働いているフィールドが違うと意見も異なるので、別途参加できなかった人が意見できる場があると良いのかもしれない、と思いました。この辺は他の参加者へも聞き取りをして、考えを整理した上で担当課に伝えようと思います。
久しぶりに、こういう症例検討会に参加したけど、好きだなー。