稲沢市議会議員のしちおうです。
昨日は同期に当選した議員の人たちと定期的に行っている勉強会で、大府市にある「防災学習センター」を見学しました。
防災学習センター
まず、大雨による水害と地震による被害を表現した映像を見て、災害に関するハザードマップから住んでいる地域の危険箇所を確認しました。
その後、水害体験コーナーで、⑴ 水圧体験車、⑵ 冠水道路歩行体験を。地震体験コーナーで、⑶ 振動実験ルームの見学を。そして、最後に⑷ 防災学習を行いました。
⑴ 水圧体験車は、冠水した道路で止まってしまった車から脱出できるのか?を体験。車のドアは膝下までの高さの冠水でもうビクともせず…水害時に車での移動は危険だと感じました。
→ 窓ガラスを割る工具が必要とのこと。
しかし、つづく、⑵ 冠水道路歩行体験で、冠水して足元が見えない道路を疑似体験するのですが、歩きも危ない!擬似体験は床面に凹凸のあるボールプールをすり足で歩くのですが、実際は蓋の開いたマンホールや側溝など見えない危険があるそうで、歩きも危険が伴うことを学びました。
→ どないせいっちゅうねん(傘などの長柄の物を頼りに安全確認して、すり足で行くのが良いとのこと)
⑶ 振動実験ルームでは、震度5の揺れでどれだけの家具が倒れるかを見たあとに、家具固定を行ない、揺れを比較しました。おかげで、いまなら市場の倍の値段でも家具固定を買っちゃうくらい大切さが分かりました。
→ 稲沢市には補助制度もあるし、家具転倒防止用のマットを敷くなど賃貸で出来る範囲で備えることを決意。
⑷ 防災学習では、タブレット端末を用いて防災に関する身近な問題に答える「防災Q & A」を実施。なかなか難しい問題が多かったけど、そのぶん勉強になりました。
この防災学習センターは消防署の出張所と併設しており、火災に関する学びや、団体の方向けの「本物の炎に向けて水消化器を使う体験」や「煙を焚いた部屋の中を進む避難体験」などもあるそうです。
子どもたちへの啓発にも力を入れており、本物の消防服を再利用した子どもの体験用消防服もありました。かわいい。
災害は備えが重要ですが、なかなか取り組みづらいもの。擬似体験を行うと、真に迫るものがあって、備えようって気になりますよね。
こうした箱物を作るのは大変なので、啓発とすぐに出来る対策(たとえば、窓ガラスに飛散防止フィルムを貼るなど)をセットで行なう防災学習を中心に稲沢市でも取り組めるよう促していこうと思いました。
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