稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

稲沢市の税金も2021年度からスマホ決済が可能に

稲沢市議会議員のしちおうです。

12月議会での登壇を無事に終えました。

今回お話した内容の一部を紹介させてもらいますね。

 

一つ目のテーマは、公共料金のスマホ決済です。

キッカケは、新型コロナウィルス感染症の影響で来年度の歳入(市の収入)が大きく減ることを受けて、スマホ決済などの導入で税金を支払いやすくし、納付率を上げ、その税金を元手に住民サービスを行なう趣旨で質問しました。

スマホ決済

クレジットカードと紐付けた専用アプリ等でバーコードやQRコードを読み取ることで支払いを行なう。公共料金の納付書に記載されたバーコードをスマホで読み込むだけで支払えるので、自宅にいながら、いつでも、納税が可能になる。

特に、稲沢市では口座振替の割合が2割ほどと少なく、窓口等での支払いが約6割あることから収納率の向上が見込める。

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答弁では、2021年度から稲沢市でもスマホ決済が可能に。

LINE Pay、Pay Pay、Pay Bから始め、今後拡大する予定とのことでした。

導入予定項目(市県民税、固定資産税、都市計画税軽自動車税国民健康保険税介護保険料、保育料、延長保育料、保育園給食費、放課後児童クラブ利用料、市営住宅家賃、市営住宅駐車場代、祖父江霊園維持管理費)

稲沢市税の収納率は96.9%。金額としては毎年約7億円が納められていません。

その後、督促状を送ったり、差し押さえをしたりして、最終的には4,000万円くらいが取り逸れるのですが、それまでに大変な手間とお金が必要になります。

スマホ決済の導入で、自主的な納税が進むことを期待しています。

 

また、新型コロナウィルス感染症の影響で納税が困難となる方が増えてきていることから、税の徴収だけでなく、納税相談や生活再建にまで繋げていくことが市役所にしかできない仕事、というお話と、そのための提案を行ないました(生活困窮者の相談に乗った時に、市役所の相談体制の不備を感じ、改善が必要と思った)

 

そして、スマホ決済の応用として、コミュニティバスの運賃支払いや、荻須記念美術館の入館料への適用、住民票の交付にかかる申請をオンライン上で完結させるための取り組みなどを提案しました。

これらの応用に対して市は及び腰でしたが…新しい技術をもとに市民サービスを拡充していくことはぼくの興味のある分野なので、これからも勉強しながら政策提言していこうと思っています。 

 

つづく(もう一つのテーマ、投票所再編の報告は後日!)

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稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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