稲沢市議会議員のしちおうです。
ぼくの友人の友人が立候補したということで、応援に行ってきました。
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その候補者はなんと、20代の女性。
以前にもブログで書きましたが、20代で議員に当選する人の割合は0.6%。
なんと、1%にも満たないのです。
さらに、「20代」の「女性」に絞ると、その割合はわずか0.1%。
これでは、若い女性の代弁者がいなくなってしまうし、出産や女性が陥りやすい病気への手立てなどの議論が進みません。
候補者の女性は、議会に若い女性がいないことも立候補の理由になったそうです。
その強い志を受けて、若者が中心となって選挙活動を展開。定数37人に大して、候補者が50人立候補する乱戦を制し、見事中位で当選しました。
特筆すべきは、その選挙の仕方で。
学生さんなど、若い人が中心となっていました。候補者ももちろん若いのだけれど、周りも10代、20代ばかりで、明らかに「これまでの選挙の仕方」とは異なり、新鮮でした。それは岡崎市民の方たちにとってもそうであったと思うし、だからこその得票数だと思います。
そして、今回の選挙に関わった若者は、これまで遠かった政治や選挙がグッと近づいたと思うんです。彼女が4年間活動していくのを一緒に眺めて、時に参加して、市政の見え方が変わると思うんです。
それって、本当に大きなことで。若者の政治離れってよく言うけれど、「候補者に若者がいない」というのも大きいと感じています。たとえば、市町村議会への参政権が25歳以下にもあって、仮に小学生が立候補したとしたら、同年代は興味持ちますよね。
ただ投票するだけではなく、選挙に参加する。
票を投じる役割から、票を投じてもらう役割へ転換する。それを成し遂げたことがまず素晴らしいし、これから岡崎市議会もおもしろくなっていきそうだなと感じます。
若者を市政に巻き込んでいく、これからも大切にしていきたいテーマだと改めて感じる体験でした。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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