今日は8月15日。
先の大戦で亡くなったすべての人に哀悼の意を表します。
今年、友人らが戦争を体験した祖父母への思いを聞かせてくれました。
彼らの先祖が戦中、戦後も生き抜いてくれたから、ぼくは彼らと出会うことができた。そんな「当たり前」のことを改めて見つめ直した時、その当たり前が叶わなかった人がどれだけいたのだろう、とも思ってハッとさせられました。
生まれて、育って、学んで、働いて、家庭を築いて、自然と死んでいく。こうしたさまざまな「当たり前」を奪うのが戦争なのでしょう。今、新型コロナウィルス感染症で当たり前の日常が失われているぼくらにとって、これまでになく戦争の影響を考えられる年なのかもしれませんね。
戦争が語られる時、主語が「日本」になることが多いけれど、戦争をしたのは、国ではなく、人です。程度に大きく差はあれど、当時の日本に住むすべての人が戦いに関わっている。そう思うと、今もいつだって、戦争は他人事じゃない。
平和はひとりひとりの努力で築き上げていくしかない。ぼくも、ぼくの持ち分の中で平和を追い求めていきたい。
日本が最後にした戦争から75年。
来年も、その先も、「戦後の時代」を延ばして、暑い当たり前の夏を迎えたいです。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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