稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

縦割りになりがちな行政を救うのが議員の仕事?

以前に保育園の運動会が雨で中止になるの何とかならんのか問題を取り上げました。

運動会は園児だけでなく保護者も楽しみにしていて、

それを知っているが故に先生もなんとか開催したいという気持ちが強まります。

 

結果、荒天時に開催するか・しないかの判断で悩み、

始めたは良いが途中で雨が降ってきた際に中止する判断が遅れることがあります。

 

僕が議員になってからずっと保育園の運動会は雨(恐ろしいほどの雨男・しちおう)

天候に左右されなくなる方法や、

早めに判断が出来るようになることでみんなの負担を減らせる案を考えていました。

 

  

まず、一つ目の案は、小学校の体育館を借りること。

稲沢市の一部の保育園は、小学校の隣りに位置しています。

その立地条件を生かし、雨天時に一部競技だけでも小学校で行なう提案をしました。

 

環境が変わることで子どもが混乱する(園庭に置いた白線などの目印が無くなるため、練習通りにいかなくなる)、小学校に園児用のトイレが無いなどの課題もありますが、実際に取り組んでいる地域もあります。

この方法であれば、雨天時に延期することも無くなるため、皆の希望に添えます。

 

もう一つの提案は、災害に備えて市役所が導入したウェザーニューズ社(気象予報などを行なう民間企業)の情報を全ての課で共有することです。

これは台風の進行や雨雲の状況などがピンポイントで分かるものですが、担当課しか活用していなかったので、運動会の判断で迷った際に情報提供することを提案しました。

今後は少しだけ判断が付きやすくなるかもしれません。

 

 

一つ目の提案に関係するのは保育課と教育委員会

二つ目の提案に関係するのは保育課と危機管理課です。

このように複数の課が協力することは稀で、よく縦割りの弊害と言われます。

 

これに対し「行政は縦割りでダメだ!」と言うのは容易いけど、何も解決しません。

だから最近は、すべての課を相手にしている議員が、「A課とB課が協力すれば、より良い事業になる」と繋げることが大切な仕事と思うようになりました(それまでは、プンプン怒っていた)

 

これからも縦割りの行政に横串を刺しまくって連携させていけるよう頑張ります!

 

以上、ちょっとした経過報告でした。

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稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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