日本各地で様々な災害が起きている中、
稲沢市でもそれに備えるべく大規模な防災訓練が行なわれました。
避難所となる中学校を拠点に、市内3か所で同時開催。
地域の人、民間企業の人、行政の人で合わせて700人が参加してくれました。
訓練は朝8時から始まりましたが、既に暑い…
方々で「体育館にもエアコンを付けて欲しい」という呟きがあり、
子どもたちの過酷な学習現場を実感する二次的な効果も。
訓練は様々なものがあり、
普段はベンチ、非常時は釜戸になる「かまどベンチ」の作成。
災害時に実際にあったジレンマを体験する「クロスロードゲーム」
災害時にペットを避難所まで連れて行くか?という問いにYes or Noで答え、
それぞれの立場から意見を表明し、話し合っていくゲーム。
(阪神淡路大震災の対応にあたった神戸市職員のインタビュー内容が元になっている)
他にも「炊き出し訓練」や、
「避難所体験」として、様々な事情を持つ人(たとえば、足が不自由など)が、
限られた資材とスペースで、どのように寝る場所を確保するかを考えるなどしました。
実際に体験すると、まず夏場の避難所(体育館)の暑さに参ります。
しかし、水分・塩分補給が必要なのに、必要な物資はありません(訓練では給水あり)
課題は次から次へと出てきます(クロスロードゲーム)
答えの出にくい問いに見知らぬ人と挑んでいかねばなりません。
そして、不安の募る中、いろんな価値観を持つ人と、プライベート空間のない環境で過ごすストレスが加わります。とても過酷な環境だと改めて感じました。
災害を想定して今から訓練することの大切さと同時に、これだけの状況にならないように、自助力を高めて災害に備えなければならないと思いました。
また、参加者はやはり年配の方が多かったので、
若い人や子どものいる人、障害を持つ人とらと、避難所体験やクロスロードゲーム等をして防災への関心を高め合えると良いなぁ。どうせならそれをイベント的に楽しくやりたいなぁ。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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