稲沢市議会の議会報告会がありました。
参加して下さった方々、ありがとうございました!
今回は報告会初の二部構成で、
前半は各委員会(議会の中で議案を専門的に審議する部会)の報告、
後半はテーマに沿って市民の方とディスカッションを行ないました。
(しちおうは、前半スライド係、後半書記を担当)
ディスカッションで出た意見の一部を紹介します。
市民:稲沢に若い世代を呼び込むためには、保育園や小学校を維持して、なおかつ子育てにかかるコストを無料にしなければならない。
議員:確かに、若い世代に来てもらうためには、子育てにかかるコストを減らすことが必要。ただ、施設の再編を行なわないと、若い世代とその子どもが将来的に払うコストが高まるため、長い視点で見なければならない。
市民:稲沢は名古屋からの交通の便が良いことをウリにして若者を呼び込もうとしているが、住宅を建てられる土地がないため難しいのではないか。
議員:稲沢は他市と比較して、住宅を建てられる範囲が狭い。駅前を再開発して住宅地を供給するなど計画しているが、愛知県の許可を得るなどハードルも高い。改善できるように、議員も行政も取り組んでいる。
市民:どの自治体も補助や無料にするなどの施策が多く、似たり寄ったり。補助だけだと、支出が増えて限界がある。セーフティプラスワン(小学生の集団下校+子どもが下校を待つ間に多様な学習を行なう)などのソフト面での充実が増えると良い。
などなど。
普段、市民は議員と話す機会が少ないですし、
議員は支援者以外の人と話す機会が少ないです。
そのため、今回から始まったディスカッションは、
議員それぞれの考え方を知ってもらうのに良い機会だったと思います。
とは言え、
前半の報告会の進め方、集客(特に若者の参加は少なく、責任を感じる…)、
ディスカッションで市民と議員が話しやすくする環境作りなど、課題は盛りだくさん。
「こうしたらもっと良くなるのに」というアイデアはたくさんあるので、
粘り強く、今後も提案していきます。
しち おう/志智 央
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