僕は中学と高校の一時、不登校だった。
その経験が与えた影響はとても大きくて、今の自分を形成する重要な要素だ。
だから、“良くないこと”と思われる不登校の経験を、僕は肯定的に捉えている。
ただ、当時の孤独は深くて、「家にも学校にも居場所が無かった当時の自分が、それでも笑っていられる場所」があったならもっと良かった、とは思う。
残念ながら、不登校児を取り巻く環境は昔と今で大きく変わらない。
相変わらず、学校に行かなかった時に行ける場所や人と出会う場所は少ないままだ。
「だったら、自分たちでいつかそんな場所を作ろう」と動いていたところ、
一緒にやってくれる人と、場所を貸してくれる人が奇跡的に現れました。
そして、先週末に記念すべき第1回目の活動を実施。
まずは、地域の子や知り合いの子らを集めて遊ぶだけですが、
だるまさんが転んだで子どもたちが都合の良いように変えてくるルールに頭を抱え、
鬼ごっこで小学6年生の子に負けて涙する一日で、とても楽しかったです。
(鬼から抜け出せない大人を見る時の子どもたちはマジで鬼に見えた)
今はまだ遊びだけだし、単発のイベントですが、
この活動の先に、① 年齢や小学校区を超えた人間関係や、② ロールモデルとなる大人との出会い、③ 家や学校以外での居心地の良い場所の発見に繋がると良いと思っています。
しち おう/志智 央
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