市議会議員のイメージは?と問われると、
だいたいは「スーツを着た おじさん(小太り)」と答える。
若者や、女性のイメージってほとんど無い。
僕も自己紹介で「議員やってます」と言うとだいたい「あ、お父さんが?」と聞かれるくらいだ。
でも、実際はどうなのだろう?意外と若者の議員も増えてきているのかもしれない。
そんな淡い期待を頂いて、全国にどんな市議会議員がいるかを調査した結果を見てみた。
市議会議員の属性に関する調査(全国市議会議長会−平成29年8月現在−)
まず、全国の市議の数は、1万9172人いるらしい。
多いのか少ないのかイメージが湧きにくいので、同じくらいの人数がいる仕事を見ると、電車の車掌さんと同じくらいだ。
え?分かりにくい?
仕方がない。さらに分かりやすく言うと、全国の守衛さんと同じくらいだ。
…もっと分かりにくくなった。。と言う声は置いておいて、本題の平均年齢だ。
全国の市議の平均年齢は、なんと、59.2歳。
うわ。イメージ通り。
稲沢市の議員の平均年齢とほぼ同じだ。
全国的な傾向と言うことが分かる。
さらに、男女比は、男性 85.2%、女性 14.8%で、
主観だけじゃなく、客観的に見ても、「男性の仕事」のようになっている。
ちなみに、年齢で言うと30歳未満は0.4%、30代は5.3%しかいない。絶滅危惧種と言えよう。
僕は、市民の代表者たる市議は、実際の年齢構成比に近い方が良いが持論だ。
各世代がバランス良く含まれていると、各世代の声が市政に届きやすくなる。
この調査は20年前から行なわれているのだけど、今年が過去最高の平均年齢になっているそうだ。
つまり、元々少なかった若い議員がさらに減ってきているということ。
さらに、議員の在職年数を見ると、10年未満の人が減っており、議会が膠着していることも分かる。
議会は若い力を必要としている。
そのためには、議員は人の暮らしを良くするための仕事だって、いろんな人に知ってもらわなきゃいけないし、僕自身が若い議員の一人として結果を出していく必要がある。
絶滅危惧種として、(絶滅しないように気を付けながら…)頑張りたい。
しち おう/志智 央
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