稲沢市議のしちおうです。
秋といえば…
そう。視察の秋!(?)
全国の議会が視察に出る季節です。
稲沢市も委員会ごとに視察に出ています。どこへ行き、なにを学ぶのかが見えにくいので、今回も公開していきますね。
(藤枝市には、ゴン中山、名波浩、長谷部誠らを輩出した名門校があり、サッカー推し。バスクリンの工場もあって、オリジナルの入浴剤を頂きました)
藤枝市は、健康・予防日本一を掲げていて、健康について学んだり、啓発したりする「保健委員」を地域に置いています。
「私、保健委員だけど、検診受けた?」みたいな感じで、行政だけでなく市民同士が声を掛け合っています。健康に対する意識が高く、藤沢市のメタボやがんの検診率は全国有数です。
また、「運動するとお得」をキャッチフレーズに、景品付の運動プログラムを組んだり、歩いた距離に応じて進めるすごろく状のマップ(全国を旅したり、お遍路したりする気分を味わえる)を配ったりしています。
(東海道をクリアしたら、北海道周遊や四国遍路コースも)
専用のスマートフォン用アプリも開発。運動を続けるための仕組みが満載で、歩いた距離で他の人と競争したり、継続や運動で貯まるポイントを使って景品付きの抽選会に応募したりできます。
(賞品はアプリ内に出した広告費を使ったり、企業からの協賛を得たりで、市の持ち出すお金を減らす工夫もしていました)
ユニークな取り組みの多い藤枝市。
その鍵は組織図にあり、実務をする保健師らのグループと企画・PRをする事務方のグループが分かれていました。
事務グループは、保健師グループを後方支援。メディア展開をしたり、ポカリスエットの大塚製薬などとコラボして、前述した景品や協賛を得ていました。
稲沢でも似たような取り組み(健康マイレージ)をしており、藤沢市の運動を継続するための仕掛けは応用できそう。個人的には、企業とのコラボも進めたいです。
また、企業で働く人(仕事で忙しくて運動できない30〜50代)に向けて、運動や食事のノウハウを提供することも重要です。それは企業にとっても、メリット(健康な人が増えて企業の社会保障費が減る、ブランドイメージが上がる、病欠が減少するなど)があります。
行政-市民の構図だけでなく、行政-企業という関係性も、街の健康づくりには必要なのだと感じました。
健康寿命を延ばすことは私のテーマでもあるので、自分の政策に反映させていきます。
長くなったので、二日目の内容はまた後で更新しますね。
しち おう/志智 央
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