本日、一般質問の登壇日でした。
今回も友人が何名か傍聴に来てくれました。
中には「社会見学」と題して、市外から来て下さった方も(社会見学大歓迎です!)
傍聴者がいると普段の何倍も力をもらえて、気を良くした私は、制限時間60分いっぱい喋り倒してきました(^^)
来て下さった方々、本当にありがとうございました!
今回の質問は、まちづくりミーティングで長い間議論を深めた「名鉄本線の鉄道高架事業」について取り扱いました。
私は事業を進めるのには慎重な立場で、主な主張は以下の二点。
①完成までに40年という長い月日と、65億円プラスαの莫大なお金がかかるけど、他の政策(子育てや、鉄道を上げる以外の街づくり)にお金を使った方が良くない?
②稲沢市の人口は、40年後には約4割減少の見通しだけど、鉄道を持ち上げて渋滞を減らさなくても、技術革新もあって、渋滞自体減るんじゃない?
などを聞きました。
返ってきた答えは、「事業にかけた費用の1.18倍の効果が見込める。渋滞解消以外にも、踏切の解消、線路で分断された地域の解消にもなる。これくらい大きなキッカケがないと街づくりが進まないので、街づくりと並行しながら名鉄高架をやる!」でした。
マジか。
いや、元々、推進する方向へ舵が切られていましたけども、
だからこそ、「本当にそれが最優先課題なのか、近隣市町が既に終えている事業を40年かけて後追いするのか、工事期間40年の間に若者は他市へ出て行ってしまわないか」という問いに納得できる回答がほしかったです。
「利益がある」と言われていた計算式が、人口が増えていく前提で作られていたこと、
また、「40年前に渋滞はあって、今も渋滞はある、だから40年後も渋滞はあるだろう」という答弁もありましたが、確実に人口は減る見通しで…根拠が薄くモヤモヤ。。
きっと、今回の質問が口火となって、これから様々な議論が始まると思います。
この問題は一緒になって質問作りをしてくれた人たちと継続して取り組んでいきたいなあ。
いやー、ますます稲沢市政から目が離せません。
(難しい議題だったので、絵を使ってまとめられないかと思いましたが、絵心のなさが露呈して無理でした…)