前々回の記事(旧祖父江支所の跡地利用について書いた記事)をSNSに投稿したところ、
100件近いコメントが寄せられる大盛り上がりを見せた。
みんな私のことが好きなのね、と思ったがそうではない。
内容を読むと、私の意見に対して共感と反感の両方があり、総じて関心の高さが伺えた。今後のためにも、一度まとめてみようと思う。
興味持った派。
・前から気になってた。どんな施設ができるの?
・今ある施設も赤字と聞いたけど、活用できる施設になるの?
今回の投稿が興味を持つキッカケになったようで、素直に嬉しい!
これを機に他の動きも目に入るようになるだろうし、考えるキッカケ作りはとても大事。今後も、今まで知る術がなかった人たちへ届けていきたい。
共感派。
・「結果ではなく過程への市民参加」に共感。
・「「こんな施設作ります」という“結果”だけ示されても、困る。話し合いの“過程”に参加することで、問題を「どうしたら良いかな?」と自分事として捉えられるのでは?
説明会に違和感を持ったのは、おそらく私含めて限られた人だったけど、SNSでの反応では最も多かった層。私の友人・知人である(価値観が近い)のももちろんあるけれど、地域・年代による差も大きいのかもしれない。
多年代の意見を聞き、結果ではなく過程の段階から市民参加ができることが求められていると再認識した。
反感派。
・祖父江町にもっとお金を使ってほしい。
・祖父江町に住む議員なのだから、祖父江に住む人の意見をよく聞け。
おそらく、こういった批判は出るだろうと予測していた。
私は市議会議員は「稲沢市民の代表」と思っているけど、地域から推されて出ている方がほとんどの現状では「地域に利益をもたらす人」を求める人も多い。
未だに口利きとか見聞きするし、そういう議員を求めている人に「いや、市全体のこと考えたら、それ違くね?」とか言うと、そりゃ怒られる。
でも、「市議は地元のモノ」が定着すると、議員がいない地域は何も言えなくなっちゃうし、議員自身が地元以外のできごとを他人事と思ってしまう。
それは、私自身の反省からも来ていて、良くないと思っている。
私は市全域をカバーできるようになりたいし、全体を見て物事を判断したい。
だから、どの地域でも、「結果だけ示して住民を納得させようとするやり方」や「結論ありきで、意見を聞かないやり方」には反発するし、それが結果的に地域のことを考えるってことだと信じている。
ちなみに、SNSは文章のやり取りのみの世界なので、穏やかでない投稿もありました。誤解や軋轢を生みやすい環境の中で、どのように反感を持つ人と心塞がずに議論していくのか、とても難しいことだけど、身に付けていきたいスキルです。まだまだ修行の身だなー。
しち おう/志智 央
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