自分の住む街のことを考える、第8回まちづくりミーティングを行いました。
一人で進むよりもみんなで進む方が、より楽しく、より遠くへ行ける。
参加者は、名古屋わかもの会議で知り合った市外の方(市外からの視点もとても勉強になります、ありがとうございます!)、観光を止めて出張帰りにお土産を持って来てくれた方(観光地に勝った!)、手作りプリンを持参してくれた方(おいしかった!)、私に全くなついてくれない3歳の子ども(でも超可愛かった!!)。今回も濃いメンバーでの楽しい集まりとなりました。
自己紹介で、「しちおうを見て、こいつは10〜20年後に大物(!)になると感じたが、一人では無理だから助けようと思った」という発言があった。大物になるかは置いておいて(笑)、私はその通りだと思った。私には自慢じゃないが足りない部分がたくさんあって、苦手なことを埋めてくれる人がいるから生活できている。それ以上に、誰かと進んだ方が一人よりも楽しいと思っていて、自分の進みたい道はそういうものなのだろうと感じた(いつか大物になるらしいので、みなさん懲りずに助けて下さい)
ミーティングの内容。
議題は、「人口減少対策として、人を呼び込みたい。そのために、40年と数百億円かけて、駅を高架化(線路を持ち上げて、下のスペースに道路を走らせたり、街づくりのスペースとして使ったりする)する行政の考えは妥当か?という私の疑問から始まった。
・駅前が魅力的でない
・駅に滞在できるお店がなく不便
・市を東西に行き来しようと思うと踏み切りがあって渋滞する
・線路を境に心理的な分断がある
など、確かに、高架化で渋滞緩和と駅前を綺麗に整備できるに越したことはないという意見が出たが…
・綺麗にするだけでは、いずれ寂れる
・高架は、40年・数百億円かけて行なうほどの費用対効果があるのか?
・40年後に渋滞があるか疑問
・高架の目的が、まちづくりの為なのか、渋滞緩和の為なのか見えない
・渋滞緩和が主目的ではなく、「人を呼び込む」が主題。渋滞は道路を単独で持ち上げる(線路上を道路が通り、踏み切りをなくす)などで緩和しつつ、街づくりに資金を充てるべきでは?
という意見に、最後は行き着いた。「“人”を呼び込む」というが、その「人」とは人口減少に歯止めをかける20〜30代、子育て世代のこと。ターゲットを明確にして、彼らが魅力と感じる街づくりに力を注ぐことの方が必要という意見が、前回に引き続き、多く出た。
(その他)
・駅前に滞在できる特色ある店ができると良い
・お祭りの時に滞在するだけでなくお金を落とす仕組みづくりが必要
・御朱印集めで外国人を呼び込み、空き家を改修して民泊を促す
・地域との繋がりが強すぎて、良いことも悪いこともある
・イベント等を通して、街に関わり人を増やしたい
事件は会議室ではなく、現場で起きているらしい。
議会では、駅の高架化に賛成する人が大多数を占める印象だけど、20〜30代の市民に聞くと、そうではないみたい。次回は、自治体の魅力を客観的に見るチェックシートを用いたり、実際に駅前を散策しながら、課題を探ってみたいと思っています。
「どんな街になると良いか?」を問うと、多くの人から意見は返ってくるけれど、そこから一歩進んで行動を起こすことは難しい。だからこそ、集まりに顔を出すという行動を起こして下さった参加者の方々に本当に感謝しているし、自分たちで街を変えていく体験を共にしたいと改めて感じました。
しち おう/志智 央
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