稲沢市議会議員のしちおうです。
いま、稲沢市の学校給食のこれからを決める指針づくりが行なわれています。
主な議題は、二つ。①給食施設の大半が昔の衛生管理基準に従って建てられているため、新基準に合致する施設に集約化を図りたい。②給食費の徴収方法を見直したい、です。
(図、右下の課題2と3ですね)
まず、②の給食費は、徴収を教員が担っているため、多忙化に繋がっています。そのため、公会計と言って、市役所が徴収を担うスタイルに転換したいのだけど、どう?という話です。
そして、①が主題なのですが、
稲沢市の給食は現在、各学校に調理施設がある単独校が18校(小学校11、中学校7)、
拠点から各学校へ配送する共同調理場方式を採用しているのが23校あります。
この共同調理場方式には、⑴センター方式と、⑵親子方式というものがあり、
⑴センター方式
給食センターで,複数の学校を対象に調理し,専用の車で各学校に配送する方式。
祖父江町にある学校給食センターが、祖父江町内の6小学校、1中学校、祖父江町内保育園6園と平和町内保育園3園の給食を作り、そこから配送している。
⑵親子方式
学校の調理施設内で、その学校と複数の学校を対象に調理し,専用の車で各学校に配送する方式。
・稲沢東部学校給食調理場【親】稲沢東小学校→【子】稲沢西、下津小学校に配送、
・平和町学校給食調理場 【親】平和中学校→【子】平和町内3小学校に配送
という形があります。
これを将来的にはすべて共同調理場方式に変えていく、そのためにまず空白地区に新規給食センターを建設し、最終的には4つの給食施設から各校へ配送する形にしたいのだけど、どう?ということですね。
というのを、稲沢市がパブリックコメント(意見公募)で市民に問いかけているのだけど、資料が64ページと大ボリュームなので、ざっくりと要約してみました。
実は、担当課から会派(議会内の議員グループ)へ説明があった時に「大事な計画なので市民に意見を下さいって呼びかけているのに、資料が64ページって…しかも、何を聞きたいのかが最後まで読まないと分からないなんて…」とブツブツ文句を言っていたら、4ページの概要版を作ってくれました。
http://www.city.inazawa.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/007/391/gaiyou.pdf
ここまでやってくれる課はほとんど無くて、ぼくはこの動きをとても評価していますし、もっと拡げていきたいので、たくさんの意見に繋がるようにブログでも紹介しました。
パブリックコメントは今週の金曜日(1/18)まで募集しているので、興味関心を持って下さった方は一言意見を寄せて頂けるととても嬉しいです。
▶稲沢市給食基本計画(案)パブリックコメント募集|稲沢市公式ウェブサイト
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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