稲沢市議会議員のしちおうです。
日本の中で唯一、新型コロナウィルス感染症の発症者がいなかった県、岩手。
7月29日についに一人目の感染者が出たのだけど、その方の勤務先に抗議の電話が100件以上あり、大半が誹謗中傷のメッセージだったとのこと。
これ、新型コロナウィルス感染症を他の感染症に置き換えてみると、どれだけ異常なのかが分かると思うんです。だって、風邪や食中毒にかかった人に、「なんだお前、かかってんじゃねーよ」なんて言わないでしょう。「大丈夫?」って気にかけるでしょう。
泣きっ面に蜂どころじゃなくて、巣をぶつけているくらいひどい。しかも、よってたかって。想像してみて下さい、泣いている人に蜂の巣をぶつける100人以上の人。感染症も恐いけど、人間も負けてないくらい恐いよ。
勤務先に抗議の電話がいくのは、会社が感染を公表したからです。
義務ではないのに、住民を不安にさせないため、あえて公表してくれているのです(稲沢市でも多数の企業や学校が感染の公表に踏み切ってくれている)
しかし、このままの状態が続くと、公表するのを止めるのはもちろん、感染を隠す方へ考えが向かっていきます。そうなると、当然、感染は広がっていきます。
誹謗中傷は、誰の得にもなりません。自分たちの首を占めているだけです。
相手のためにも、自分のためにも、感染した人への誹謗中傷はやめよう。止めよう。
稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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