稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

選挙で選ばれる側の人間が、投票の義務化を叫ぶ前にすべきこと。

稲沢市議会議員のしちおうです。

ある国会議員が「投票は義務化すべき」と話し、他の議員も「三回投票へ行かなかった人は投票の権利を返上してほしい」などと追随していた。

ぼくは「選ぶ側の人はなにを言ってもよいと思うのだけど、選ばれる側の人がそれを言っちゃあおしめーよ」と、江戸っ子ばりに思った。ちなみに、ぼくは生粋の愛知県生まれ赤みそ育ちなのだけど。


こうした「投票の義務化」は、一部の国で導入されているのでたびたび話に出てきますね。しかし、ぼくは自分が選ばれる側になって、投票の義務化は必要ないと感じました。

 

どういうことか。

ぼくの選挙の時に、「ふだんは投票なんて行かないけど、あなたに入れるために行ってきた」と言ってくれる人が何人かいました。泣けるくらい嬉しい言葉なのだけど、それを聞いて「人は応援したい人物や、政党、実現したい政策があれば投票に行く」と感じたのです。


事実、立候補者の近隣や関係する人たちの投票率は増加するし、政権交代した時のように政党や政策、争点などでも投票率は増加しうる。

したがって、選ばれる側の人は、選挙に行きたくなるくらいの自分になる、応援したくなる政策を掲げる、あるいは選挙に行く妨げとなることを変えていくこと(投票環境の整備や投票手法の多様化、主権者教育の推進など)が必要なんだ。

それらを放棄して、有権者は選挙に行かねー、義務化しかねー、と言うのは違う。苦しくても、選ばれる側の人がしなければならないことがまだたくさんある。


そんなしちおうがこだわる稲沢市の投票所再編計画の意見公募は、明日が締め切りだよ(最終的には宣伝だよ)

まだの人は、是非!

投票区・投票所再編(案)についてパブリックコメントを募集します|稲沢市公式ウェブサイト

 

forms.gle

稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
Facebookhttps://fb.com/shichioh
Twitterhttps://twitter.com/shichi_oh
phone:090-4239-4726
mail:shichioh@gmail.com