稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

稲沢市議が新型コロナウィルスに感染していたことが判明しました。

稲沢市議会議員のしちおうです。

3月26日、稲沢市内における新型コロナウィルス感染症患者70代男性が、稲沢市議会議員であることが判明しました。

同僚から感染者が出てしまい、市民のみなさんを不安にさせてしまったことをお詫びするとともに、先ほど状況確認してきた内容を共有します。

経過のまとめ

3月14日 発熱(37度)、県内医療機関を受診、その後自宅療養

3月20日 下痢

3月23日 県内医療機関を受診し、肺炎と診断

3月24日 愛知県衛生研究所による遺伝子検査の結果、新型コロナウイルス陽性と判明、県内医療機関に入院

同日夜  患者本人から市長・議長へ陽性の報告

3月25日 議長から議会事務局へ感染が伝えられ、議会関係施設を消毒

3月26日 閉会日

同日夜  報道発表

感染された議員の方が議会登庁されたのは3月5日の一般質問が最後で、議員および事務局職員で濃厚接触はおらず、体調不良を訴える者も見えませんでした。

そのため、昨日の閉会日は予定通り行なわれました(傍聴は中止、参加者はマスクを装着、入口に消毒薬を置いて対応)

国立感染症研究所 感染症疫学センターによる濃厚接触者の定義

患者が発病した日以降に接触した者のうち、次の範囲に該当する者

新型コロナウイルス感染症が疑われる者と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった者

・適切な感染防護無しに新型コロナウイルス感染症が疑われる患者を診察、看護若しくは介護していた者

新型コロナウイルス感染症が疑われる者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者

・その他:手で触れること又は対面で会話することが可能な距離(目安として2m)で、必要な感染予防策なしで、患者と接触があった者(患者の症状やマスクの使用状況などから患者の感染性を総合的に判断する)

ぼくも、感染された議員の方とお会いしたのは3月5日で、20日以上が経過。感染期の接触もありませんでした。

 

感染された方が、いち早く回復されることを祈りながら、ぼくらは冷静に、引き続き感染予防(手洗い、うがい、栄養と睡眠を充分に取り、①不特定多数の人と、②換気の悪い部屋で、③飲食など近い距離で過ごすことを避ける)に努めていきましょう。

 

なお、本件に関して議員個人への連絡はなく、議会閉会後に知りました。その後も状況確認に時間がかかり、みなさんへの報告が遅くなってしまって、申し訳ありませんでした。

以上のことからも、稲沢市の対応は、公表内容や公表に至るまでに要した時間などの面で充分と言えず、議員として検証していかなければならないと感じています。

 稲沢市議会議員 しち おう/志智 央
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