地獄の決算特別委員会の合間ですが、今日は珍しいお客さん（学生さん）が。
※ 決算特別委員会：稲沢市のお金の使い方を議員がチェックする特別な委員会。全ての課の、一年間にわたるお金の使い方を確認するため、膨大な量の資料を読み込まなければならない議員にとっては最高に為になる会。
来客は中京大学に通う大学生で、
卒業論文で地方政治を扱うことになり「若手議員の実態」を調査しているとのこと。
僕の生い立ちから、選挙に至るまでの道、何を目標に議員になったのかを話しました。
講演会などでライフヒストリーを話すことはありましたが、
毎回振り返る中で自分にとっても気付きがあって、おもしろいもんですね。
ノリノリで受け答えする僕が依頼を受けたのは、
なにも自分のことを話したかったわけでは決してなく、
相手が若者（学生）で、政治に興味を持ってくれたからです。
僕が議員を目指した理由はいくつかありますが、
その内の一つは若者と政治との接点を増やしたかったからです。
若者と政治との間には距離があって、
大人は「政治は大事」、「選挙に行こうね」と彼らに言います。
それは若者に政治に近付くよう強いるニュアンスが含まれていて、
「なんか違うな…」と最近感じています。
僕はそういうやり方ではなく、政治側から若者に近付いて、
「なぜ政治は大事で、なぜ選挙に行ってほしいのか」を伝えたいんですね。
自分の生活との接点など政治の見方や関わり方を一緒に探したいのです。
今回のはその活動の一環なのかなーと思いつつお話ししました。
無事に卒論としてまとまると良いなぁ。
こんな風に学生の方々が議員に話しかけたり、議会を見学したりして欲しいし、
僕自身も彼らが気軽に話しかけやすい人でありたいなと改めて感じました。
さて、決算の準備と、溜まりがちになっているチラシのポスティングしよ。
しち おう/志智 央
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