稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

学校へ死ぬほど行きたくない君へ

夏休み明けの前後。

一年の中で一番、子どもが自殺をする時期らしい。

学校に行きたくない子にとって、9月1日の朝が来るのはとても恐いことだと思う。

僕もそうだった。

 

もし君が死ぬほど学校に行きたくないのなら、行かないことをオススメする。

行くか、行かないかを決めるのは、実は親ではなくて、君だ。

行かないと親が悲しむからって考える優しい君もいるだろう。

でもね、親は君が死んでしまうことに比べたら、不登校なんて屁でもないよ。

それでも気になるのなら、

言葉にして、伝えてみてよ。きっと伝わるから。

言いたくないなら、

今は言えない。言えるようになったら言うから待っていてって言ってみて。

 

学校に行かなくなったら人生詰んだって思うでしょ。

それただの思い込みだから。大丈夫。なんとかなるよ。

学校へ行かずに生きている人は実はたくさんいる。仲間はいるよ。

 

 

さて、学校に行かなくなったら、何をしようね。

ひとまず体と心を休めても良いだろうし、好きなことをしても良いんじゃない。

僕は本を読んだり、映画を見たり、絵を描いたり、音楽を聞いたりしていたかな。

全部、今の僕に残っているよ。

あとね、勉強もしておいた方が良い。

今は考えられないだろうけど、

いつか学校に行きたいと思った時や働きたい時に、選べる選択肢が増えるよ。

 

子どもの行き交う時間や場所を避けて、出歩くのも良いね。

学校に行かないとマジで体力落ちるし、日の光と運動は人を元気にするからね。

 

もし人と接したいと思えば、同じ趣味の集まりはオススメかな。

市町村等が開く学校以外の教室や、家に来てくれる先生も良いかもしれないね。

稲沢市には適応支援教室や学生が在宅訪問するホームフレンド制度があります)

 

 

最後に。

自信を無くしてしまっているかもしれないけど、

今回はたまたまその学校と生徒が、君に合わなかっただけだ。

必ずどこかに君を必要だと言ってくれる場所があるし、

君のことを良いやつだって思ってくれる人がいる。絶対だ。

 

だから、今は自分を守って、大切にしてほしい。

不登校の大先輩として、いつでも相談乗るよ。

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