終戦から73回目の夏を迎えた。
戦争は今の日本からすると遠い昔のことのように思えるのに、
まだ73年しか経っていない。そんな事実を突き付けられる。
終戦記念日の前後には戦争に関する報道が増える。
その多くは「こんな酷いことがあった」という話だ。
恐ろしくなって僕は、戦争を体験していないけど、もう繰り返したくないと思う。
そして、「こんな酷いことがあった」という被害の歴史の裏には、
「こんな酷いことをした」という加害の歴史も横たわっている。
人に殺されたくないし、人を殺したくないという当たり前のことを忘れずにいたい。
僕は戦争を体験していないと書いたけど、
日本の国土で起きていないだけで、今もどこかで戦争は行なわれている。
見ようとしない、知ろうとしていないだけで、今も戦史の真っ只中なのだろう。
本当は、僕らも戦争を体験している世代で、
僕らがその最後の世代になれると良いのだけれど…
戦争が引き起こされる原因はいくつも考えられるけど、
その内の一つは、自分の国を愛する気持ちと、その裏にある他国を蔑む気持ちだ。
生まれた国、人種、肌の色、能力などを理由として優劣をつけている。
そして今、人と人を隔てるその壁と分断が、より強くなっている気がしてならない。
今日は最後に、そんな現状を異なる視点で見られる動画を紹介します。
国とか人種とかを気にして、人と人を分けがちだけど、DNAの元を辿れば、同じ系譜を持っているかもしれないという内容です。歴史的に国間の行き来が盛んである国だと余計なのでしょうね。
5分くらいでサクッと見られるので是非。
しち おう/志智 央
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