先日、ある議員経験者と話す機会があったのだけど、
その人は、「何をやっても無駄。行政は変わらない」と言っていた。
経歴を聞くと、議員を何期か勤め、直近の選挙で落選したらしい。
「変えられない」と感じているのに、なぜ議員を続けようと立候補したのだろう?
と疑問に感じてボーッとしていたところ、「あなたもそう思わん?」と話を振られた。
うーん。
確かに変えることのハードルは高いけど、変えられないとは思わない。
わずかかもしれないけど、自分が関わることで変わったこともあると僕は返した。
相手は納得しない様子で、「自己満足が強いね」と言った。
議会や行政に限らず、「そんなの出来っこない」「無理だ」という言葉が世の中には蔓延していると感じます。でもね、僕らの目の前にある問題は、今まで誰も解決してこなかったから存在しているわけで、簡単であるはずがないんですよ。
全部、難しい問題。それが当たり前なわけで。
僕らに問われているのは、それでも問題を解決するために立ち向かえるかどうか。
その態度を試されているのだと思う。
だから、自分が問題を解決できなかったからと言って、
それを他人(主に次の世代)に刷り込むのはやめなさいと思いました。
そりゃあ、「先人がそう言うのだから、仕方がない」と諦めた方が自分も楽だよ。
抗うのはエネルギーがいるもの。
でも、そうしたくないと、頑張る人たちがいる。
だから、せめて、エネルギーを奪う人からは離れて、
どこかで同じように戦っている人と励まし合っていきたい。
久しぶりに良い反面教師を見たなぁ。
ブログのタイトルは、あるミュージシャンの言葉より。
壁にぶち当たった時にこの言葉をよく思い出している。
しち おう/志智 央
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