平成28年度より、市内中学校で「ふるさと新発見」という学習が始まりました。
目的は、①地元愛を高める、②主体的な学習(アクティブ・ラーニング)を促すことで、
市内の中学2年生が社会科の授業で「稲沢市の良さや課題を調べ、未来への提言をまとめる」ことを行なっています(優秀なものは表彰され、いなっぴーグッズを貰える)
表彰式に呼んで頂き、実際の作品を見ましたが、子どもの提言と侮るなかれ!
鋭い視点から、稲沢の長所や短所を深く掘り下げて、PowerPointを用いた発表までこなしていました。大人顔負けです。
平成29年度は、“いなっぷる”と題した「稲沢を巡り、歴史を伝える旅行ガイド」を作った子が表彰されていました。奈良時代まで遡り、先人から引き継がれてきた歴史のバトンを今に繋ぐことの意味について書かれており、テーマの壮大さに圧倒。なんかもうすみません。
他にも、高齢者のサロンへ赴き、高齢者が生き生きと過ごすための案を考えたり、観光振興の策を考えたり、よく練られていました。
ちなみに、個人的には「砂丘チャーハン」が一押しでして、
とても良いアイデアだと思いました。B級グルメとして友人の飲食店に置いてほしい。
そして、彼らは無意識だったと思いますが、「市の課題を見付け、解決策を考える」ことは、実は、私たち議員の仕事でもあります。
彼らは中学時代に、議員の仕事を体験し、そして素晴らしい提言をしました。
理解されにくい議員の仕事が、彼らの中で将来になってから結び付くと良いですし、「やってみたい仕事」として認識されると良いな。
また、今は発表会を稲沢市の会館でやっていますが、議場でやれると良いと感じました。「開かれた議会」「議会を見に来て」と言っても、大人になるまで一度も行ったことがない場所には、行きづらいですよね。
でも、子どもの頃に訪れたことがある場所ならば、違うかもしれない。
子どもの発表を聞きに保護者の方も訪れるので、二世代にアプローチできますしね。
彼らの提言に負けないよう、私たち大人も頑張らないとな。
良い刺激貰いました。
しち おう/志智 央
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