稲沢市議会議員のしちおうです。
三世代同居をしている友人から、嫁姑問題に直面しているとの報告を受けました。
話を聞くと、どうやら「祖父母世代の子育ての常識」と、「今の子育ての常識」との間にずいぶんギャップがあるらしい。具体的には、“抱っこ”は昔「抱き癖がつく」と否定的に捉えられていたけど、今は「信頼感や心の成長に大切」と肯定的に捉えられている。
“うつ伏せ寝”も、昔は「頭の形が良くなる」と言われていたが、今は「乳幼児突然死症候群から赤ちゃんを守るため、医学上の理由で必要なとき以外は、あお向けで寝かせる」となっているそうだ。
昔と今とで、全然違う!
その見事な手のひらの返しように衝撃を覚える(効果ありが無しに変わるレベルではなく、全く正反対の効果になっているとは…)
反対に、祖父母世代は「都合のいい時だけ呼ばれ、ついでに寄ると嫌な顔をされる」とか「出かける時にかならずスポンサーにされる」などの孫育て疲れもあるそう。
夫婦共働きにより、祖父母の手を借りる「孫育て」は増加する一方、世代間ギャップによる苦悩も表面化してきているみたい。
そうした問題を受けて、孫育てのヒントをまとめた「祖父母手帳」を作っている自治体がある。添付した画像のさいたま市をはじめ、岐阜、広島、鳥取、熊本県なども配布しており、人気を博しているようです。
え?稲沢市も配布しているかって?
子育て世代への支援に力を入れている稲沢市で配布しているかって?
配布しておりません。
…残念!でも、こういった情報は地域差が少ないので、他地域でも応用が効きます。
いいアイデアは国が引き取り、全国にオープンデータとして配布して、どの自治体でも見られるようになると良いといつも思っています。自治体間競争と言って、人口を奪い合うのではなく、いいアイデアは市民だけに留まらず、横に展開していけると良いですよね。
オープンデータについては、他自治体の例をもっと調査した上でいつか議会質問に繋げたいテーマと考えております。乞うご期待!
【祖父母手帳がどんなものか?はコチラのリンクから−さいたま市祖父母手帳】
しち おう/志智 央
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