こんばんは。しちおうです。
実は、多くの自治体が、姉妹都市としてどこかの自治体と友好関係を築いています。さて、稲沢市はどの自治体と提携しているのでしょうか?
稲沢市とオリンピア市の縁
稲沢市の姉妹都市の一つは、ギリシャのオリンピア市です。えー、何の縁が?とお思いかとしれませんが、提携したのは30年も前で、①両市ともに、紀元前にまでさかのぼる歴史を持つ古い都市で、多くの遺跡や文化財がある、②古代オリンピック競技は裸で行われ、はだか祭りと共通するものがある、③両市とも平和を願い、非核平和都市宣言をしていると共通点が多いことが理由です。
昨年は、リオデジャネイロオリンピックがあり、オリンピック生誕の地であるオリンピア市の聖火リレーに稲沢市の中学生が参加させてもらうなど交流が続いています。
そして、4年に1度、はだか祭りのこの時期に、オリンピア市長らが表敬訪問されます。稲沢市も市長らが応対されるのですが、私も運良く混じらせてもらいました(議員は、議長、副議長、総務委員長、副委員長の4名が参加。今年たまたま副委員長をやらせてもらったので私も呼ばれた)
オリンピア市の母国語は英語?それとも…
接待係としては、まずは挨拶!ですが、英語は苦手で困った…と思っていたところ、「オリンピア市はギリシャ語だよ」と教えてもらいました。「なんだ、英語じゃないのか(^^)」と、安心したのも束の間、むしろ難易度増しとる…と戦慄しました。
事務局の職員さんが用意してくれた「今すぐ使える!便利なギリシャ語フレーズ」を電車でブツブツ呟きつつ会場へ。本番は、覚えた言葉はほとんど使わず、ほとんど笑顔と日本語で押し切り、勢いって大事だなと思いました。
海外の議会事情
聞くところによると、オリンピア市の人口は約13,500人で、議員は27名(稲沢は約14万人で、議員は26名)最年少は29歳の女性らしいです。議員の給料は、議長以外みんな0。普段は仕事をして、夜に議会に参加。都合が付かず3回連続で議会を欠席すると失職するという、日本とは全く異なるシステムにカルチャーショックを受けました。「議員はボランティアで」と話す方も見えますが、正にそれを体現されていました。
世界はひろい。
私は今まで、姉妹都市との交流をどのように行なっているかなんて知りませんでした。行政の動きがもっと多くの人に見えると良いですし、少しでもそうなるようにこれからもリポートしていきます。
そして、友好関係は、今は限られた人との交流が主ですが、それぞれの商品をそれぞれの土地で売り出したり、オリンピア市の名産オリーブやブドウなどとコラボして商品を作るなど、他の結び付きにも発展すると良いと感じました。
ワールドワイドな議員ぽく見えますかね?
しち おう/志智 央
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