SNS上で、前回書いたイルミネーションの話をした。
イルミネーションの開催期間が、国府宮はだか祭りの期間と被っていたため、冗談で「はだか男を電飾で飾り付けて夜も練り歩く案」を出したところ、案外ウケた。気を良くした私は「これは良いアイデアかも」と思ったわけだけど、次第に「言い出しっぺのしちがまずやるんだよね?」という方向へ話が進み、墓穴を掘るとはこのことか!と思った。
念のため言っておくけど、やりませんから。
はだか祭りの期間中に、友好都市であるギリシャ・オリンピア市から市長をはじめとした訪問団が来て、委員会の副委員長をさせてもらっている私も応対することになったけど、はだかで電飾付けて応対なんてしませんからね。
ぜ、絶対に、やらないぞ?
さて、変な前フリはこれくらいにして本題。
ここ数日、雪による影響のために電車を使って移動しました。主に、稲沢一利用者が多い駅である国府宮駅周辺に用があったのですが、私の家から出向こうと思うと、一度お隣りの一宮市へ出ないと辿り着けません。とても不便です。
一直線で行きたいのに行けない、もどかしい逆V字。
帰り道に、晩ご飯の材料でも買って帰ろうと思いましたが、スーパーもない。駅の近くに住む私でコレなので、駅からさらに離れた人の大変さは計り知れません。
一応、1日9本のコミュニティバスがありますが、「本数が少ない→乗らない→採算がとれず本数増やせない」の悪循環に陥っており、私も本数の少なさと夜に走っていない(帰りに使えない)ことから選択肢に挙がりづらいです。
車が使えなくなって初めて、住まいの交通インフラの弱さに気が付きます。
それは人の気持ちにも影響して、若者はもっと便利なところへ行きたくなるだろうし、高齢者も将来を案じて少ない移動距離で行き来できるところへ行きたくなるでしょう。
高齢者の運転事故も増えていて、悲惨な死亡事故も起きています。自身で運転の危なさを自覚している人もいると思いますが、「無いと生活できない」ために免許証を返納できない方が多く見えると思われます。
病院勤務時、脳卒中のために運転が制限される、けど、制限したら生活自体が行なえなくなるケースに頭を悩ませてきました。今後、きっとこの問題は拡大していきます。
今後、車の自動運転などの“技術”で改善される部分もあると思いますが、公的にはバスの利便性を増したり(行政も、先進地の視察を行なうなど動いている)、私的にはバスが存続するように一人一人が利用率を高めたり、過疎地方で始まった乗り合いサービスなど助け合いの促進を図ったり、一体となって取り組まなければならない課題です。
コミュニティバスは、議会でも頻繁に取り上げられていますが、まちづくりミーティングでも扱っていろんな世代と話し合ってみたいな。とりあえず、バスの本数を増やすために、今から行きだけでもコミュバス乗ってきます。
しち おう/志智 央
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