稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

市議会議員の補欠選挙【稲沢市議2016】

こんにちは。稲沢市議のしちおうです。

選挙が終わり、日常が戻ってまいりました。

本日は問い合わせの多かった「稲沢市議失職に伴う補選について」説明します。

 

今回の市長選には現職市議3名が出馬。立候補のためには市議の職を辞さなければならないため、3名分の欠員が出ました。これから、補選が行なわれるのでしょうか?

 

公選法によれば、市区町村議会の場合、①「欠員が定数の6分の1を超えた時に補欠選挙が行われる」とあります。また、上記条件を満たさない場合でも、②「都道府県知事・市区町村長の選挙が行われる場合、選挙の告示10日前までに辞職がなされていれば、同時に補欠選挙が行われる」とあります。

 

稲沢市は、定数が26名なので、①の条件からいえば5名以上の欠員が出なければ補選はありません。一方で、②の(前市長の急逝に伴い、市長選挙が行なわれたため)条件は満たします、が!市長選に出た3名はいずれも告示日の前までに辞職届けを出していなかったため、結局補選はなくなりました。

 

「残り3年も市議が、それも3名も抜けるなんて!」「市民の代表者が減ってしまう」という意見。「選挙で多額の税金が使われるのだから3年後で良い」という意見、様々あると思います。また、立候補者が辞職届けが出されなかった理由(ギリギリまで公務を全うしたいという思いなど)も。

 

いずれにせよ、3年後の市議選まで、このままいけば(何らかの理由であと2名の欠員が出なければ)23名のまま進むことになります。市議1人1人の役割が増すとも言えますので、これまで以上に私は活動するのみ、と思います。

 

 

今後のスケジュール

今頃は、本来ならば12月議会の真っ只中ですが、選挙によりスケジュールが大幅に変更されました。12月議会の準備が13日より始まり、開会日は27日、新年を挿んで1月10日から一般質問が始まります。

12月議会では、加藤新市長の方針が示され、公約に添って来年度予算の編成も始まります。このようにちゃんとみなさんが投票した結果はダイレクトに市政に反映されます。

改めて選挙に行くこと、そして選挙で勝つことの意味を考えますね。

 

 

…そして、私は年末の開会日と年始の一般質問に備えての準備が始まります…

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