みなさんは、自分が4年後に何をしているか想像できますか?
2016年リオデジャネイロオリンピックが終わり、次の2020年東京オリンピックへ引き継がれました。リオの興奮が醒めやらぬ中、10〜20代の選手は「リオの経験を東京に生かす」「東京では金メダルを獲る」と、次の東京への目標を口にしています。彼らは明確に4年後の自分のイメージを持っているのでしょう。
おそらく、将来的な目標から逆算して、直近の目標までを設定して今後練習に励むのだろうと思います。一流の選手である程に、50、30、10、5、4、3、2、1年後の目標を、具体的に思い描くことが出来ると聞いたことがあり、「到達点・目標」は競技に限らず生きる上で重要なことだろうと感じます。
私は就職してから、恵まれた環境で満足した生活を送っていましたが、自分がどこへ向かっているのかが分かりませんでした。目の前のことに一生懸命取り組みながら、人や作業療法士としての技術を磨きながらも、到達点・目標が見出せずにいました。地図を持たずに、船を漕いでいるような感覚と言えば良いでしょうか。
それはそれで、たゆたう自分自身を楽しむことも出来るのですが、人はどこかへ向かうと決めることで強くなり、目標は他者を惹き付けてくれる。私にとっても、「4年」は選挙の周期でもあるので、自分がどこへ向かっているのかを改めて考えた方が良いと感じました。
実は、3年程前に50年後の自分から逆算して目標を立てたことがあったのですが、今は全く違う道を歩んでいます(幸いなことに、大きな目標は逸れずに来ている)。その時に立てた目標では、今頃どこかのイベントやライブ、フェスに出演しているのですが、なかなか目標通りに進まないのもまた人生ですね。
東京オリンピックが終わる時に、みんなで笑っていられると良いな。
⬆このいなっピーのような暗い顔は嫌だな