今朝は、JR稲沢駅でチラシ配り。「本人」と書かれたタスキをかけた見るからに怪しい男を、多くの人は眉をひそめ、見て見ぬフリをし、避けて通って行きます。
それを見て、視線が痛い!と思う反面、分かるわー。自分が同じ立場だったら、そんな怪しい奴、間違いなく避けるわー。とも思います。
どうせ同じ時間を使うなら。
20人連続で受け取って貰えない、交差点では車が100台通り過ぎても反応が無いなんてよくある中、「受け取ってくれない人、反応が無い人」に焦点を当てると、つらくなります。避ける人がこんなにいる…と数えると「世の中こんなもんか」と感じてしまう。
一方で、そんなやさぐれたしちおうに、「声をかけてくれる人、受け取ってくれる人」もいます。そのどちらに目を向けるか、を問われているのだと思います。
「避けられた」や「応援して貰えた」と言う事実を、悩んだり、思ったり、自分の時間をどうせ使うならば、良いことで満たしたい。考えるならば、気の合う人や好きな人の顔を思い浮かべていたいと、いつしか考えるようになりました。
未だに充分ではなく、ぐむむ…つらい…と思う時もありますが、受け取ってくれない人よりも受け取ってくれた人を数えることで幾らか気が楽になりました。不幸よりも幸福を拾い上げる大切さはよく説かれますけど、いまいちピンとこなかった私は、チラシ配りを通して気付いたんですね。
チラシ配り…奥が深いね。。(笑)
チラシ配り以外でも、プライベートや仕事でも、同じ場面には出くわします。そんな時は、どうせ同じ時間を使うならば、好きな人を思い浮かべ、好きな人と過ごしたい、を基準にすると、本当に大事なのはどっちなのか、自分のとるべき選択肢が見えてくる気がします。