子どもの頃、G.W.、祝日、ありがたやー
としか思っていなかった5月3日の憲法記念日。
最近、この憲法を改正する必要があるか否かが、メディアなどで話に上がります。
私も大人になりましたし、この日くらい憲法について考えてみよう!
まず憲法とは何か…学生時代に習ったけども、改めて見てみます。
憲法は、社会において、誰が政治権力の担い手であるか、権力をどのように行使すべきかなど、政治権力の基本的な在り方を決める法規範のことで、「日本をこんな国にしようぜ!」と定めた日本の根幹にあるルールです。
特に「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の3つが特徴的ですが、立憲主義を採用していて、「権力の独善的暴走を制止する政治統制」ともなっています。簡単に言うと、国が国民に悪さしないように憲法と言う枠組み(ルール)で縛っています。
今まで意識したことなかったけど、どこかで恩恵を受けていた憲法。
その根幹的なルールを変えるか、変えないかが今話し合われています。
主な論点としては、
①今までダメだよーと言ってきた事(集団的自衛権の行使を容認する安全保障関連法)をO.K.として良いのか、②日本も軍隊を持つべきではないのか(そもそも自衛隊も憲法違反なのではないかと言う意見もある)、③もっと遡って憲法の成り立ちが気に食わない、他国から押し付けられてる、自分たちで作りたい
でしょうか。
この論争は、様々な場所で、様々な人が持論を展開していますが、
必要以上に主観が入っていると感じます。
国やメディアや他人の思惑を出来る限り省くには、基の条文を読むことが重要です。
そうです…11章103条からなる日本国憲法をですね、やはり読み直すべきなのだと思います……こんな本(日本国憲法を口語訳してみたら)もあるし、改めて私も勉強させて頂きたいと思います…。。
たぶん、大部分の人は「今のままで良い」と思っている。
ただ、もしそうであるならば「今のままでいる」ために必要なのは、「何もしないこと」ではありません。維持するためには、変えないための努力が必要なのだと思います。
「今のままで良い」から「今のままが良い」を自ら選択出来るように、今日をきっかけにして考え直す機会になると良いと思います。誰か一緒に勉強しよう…