災害時、現場の状況をどのように周りへ伝えるかが課題となります。
刻々と変化する状況を、リアルタイムに伝えることが出来るSNS(主に拡散力に定評のあるTwitter)を用いた方法が近年注目を浴びていますね。
今回の九州内地震でも、熊本市の大西市長が有効活用されていたそうで、記事になっていました(ツイッター駆使する熊本市長 言いにくいことも発信- Yahoo!ニュース)。
内容を要約すると、普段から音楽など気さくな話題も交えて発信する市長のTwitterはフォロワー(閲覧者)が多く、その“繋がり”が有事の際に役立ったというものです。
フォロワーの中には若い方も見えますし、今まで「政治」と接点のなかった人との繋がりにも貢献している点も興味深かったです。どの業界もそうだと思いますが、内輪、近しい人や団体との関わりは深くなっていく一方(それも大事であり、否定するわけではありません)、他との接点があまりに少ないことが問題なのです。
だから、行政が発信する情報がごく限られた一部にしか届かず、本当に必要としている人や、本当に届けたい人には届かない。
(稲沢市の最近の出来事で言うと、子育ての情報収集を目的とする会議に、当事者世代の若い女性が集まらなかったなど)
届けたい情報を届けるためには、その瞬間や有事の時だけではなく、普段の関わりが結果的に生み出す繋がりを使う必要があるのでしょうね。
ただでさえ、情報発信力が乏しいと定評のある稲沢市。有事の際にどうなるか…
と言いつつ、私もTwitterはやっておらず、もしもの時のために始めておいた方が良いだろうか…苔玉成長日記みたいになっちゃいそうだけども…(笑)
Twitter使っているよ!って方が見えたら、利点など色々と教えて頂けると助かります。
それでは、また。