しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

どこで生まれたとしても:子どもの貧困

子どもの6人に1人が貧困に直面していると言われています。

子どもの貧困率:平均的な所得水準の半分を下回る世帯で暮らす子どもの割合。2006年14.2%、2012年16.3%と悪化。特に母子世帯の貧困率は50%を超える。

貧困の連鎖:親の所得格差が子どもの教育・学歴格差をもたらし、若者の雇用・所得格差に繋がるなど、所得格差が親から子へと連鎖している。

貧困の連鎖を断ち切ることが、 何よりも優先すべき国の課題であると感じますが、今のところ貧困率を下げるための具体的な目標は出されていません。まず、子どもの貧困自体が知られておらず、私も勉強会や新聞などで取り沙汰されるまでは知りませんでした(学習支援や子ども食堂など、地域住民やNPOなどが支えるための取り組みを始めている地域もあるようです)

 

 国の施策としては、生活困窮者法で「自立相談事業」と「住宅確保給付」が必須事業として挙げられています。しかし、子どもへの支援「学習支援事業」は“任意事業”なので、各自治体の裁量に任せられています(何で必須事業でないのか疑問…)

稲沢市はどうするのだろうか…と思っていましたが、来年度から「家計相談支援事業」と合わせて「学習支援事業」が始まることになり、中学生を対象に土曜日1時間半ほど、総合文化センターにて行なうことを計画しています。

 

子どもが来てくれるか、が今後の課題ですね。

他市の例を見ていると、勉強に対する意欲自体を既に失っている子もいて、場所自体に来てくれないことも考えられます(親の勉強への意識が低いことも影響)。出来る限り早い段階から、学ぶことの楽しさや、見捨てない大人がいることを伝えられると良いのですが…

 

 

どこで生まれたとしても、充分な教育を受けられるよう機能するように、新年度から始まる本事業も見守っていきます。需要があって、どこかスペースが借りられれば、個人的にもやりたいなぁ。