来期、福岡ソフトバンクホークスに入団する、しちおう。
風の写真で、こんばんは。
写真を撮られると大体、目をつぶっているしちおうです。
視察を終えて、宿に入りました。
2日目は福岡県筑後市で、今春よりソフトバンクホークスの2・3軍の本拠地、練習場が置かれるそうです。至る所で宣伝されており、記者会見が行なわれた場所で事業説明を受けました。
本日の視察事項は、①定住促進の取り組み、②市民ラジオ体操推進事業です。
①定住促進の取り組みについて
筑後市は2015年4月からの半年間で105組188人の移住者(全国3位)があり、交通アクセスの良さを生かしつつ、子育て支援により20代、30代の移住者を増やしています。
具体的には新婚世帯の家賃を助成したり、物件の支援(空き家物件の見学ツアーや新築マイホーム取得支援など)、移住者への新幹線定期券の一部補助などです。
ただのバラマキとならないように、出会い〜結婚〜出産〜子育てまでを一貫して支える仕組み作りをしていました。また、婚姻や出産をメモリアルカードで祝うなど、内容も行政職員が主体となって考えられています。
以前の記事で述べた通り、少子化対策では若者世代への投資が鍵となると考えるため、筑後市の新婚世帯の支援方法はとても良いと感じました。ベッドタウンと田畑が共存する地域など稲沢市と通ずるものもあり、いくらか応用出来そうです。
これらの事業は、計画通りに進まなかった事業計画(想像以上に人口が増えなかった)を途中で見直し、転換したことで生まれています。行政は失敗が許されない空気と言うか、方向修正することに消極的な印象を受けますが、問題があればそれを認めて修正する力も必要であると感じました。
②市民ラジオ体操推進事業について
市長肝入りで、朝にみんなでラジオ体操をする!事業です。
新たなことを始め、続けるのはそれぞれ難しさがありますが、進め方を工夫(周囲にやっていることが分かるようカラフルなのぼり旗やCDラジカセの配布、市職員をはじめ事業所での実施、景品や表彰など)することで課題を突破しており、年々参加者が増えています。
体操そのものも大事ですが、会場までの行き来を歩いたり、地域の人とのコミュニケーションなど活動に目を向けた効果も見逃せません。筑後市では生涯学習課で行なわれていますが、高齢介護課で介護予防と合わせて行なうと一次予防にもなると感じました。
身体・精神的な評価や介護保険利用者数などのデータと照らし合わせれば、数値としても効果を検証出来るかもしれません。
ちなみに、私たちも市に数人しかいない伝説の?指導員の方とラジオ体操をしたのですが、指導員の方の、体操の時の手の所作が、仏のような美しさでした。
明日は、山口県柳内市へ行き、愛知県へ帰ります!