稲沢市議会議員 しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

学校に行きたくないお子さんへ

駅でチラシを配る時に、
学生さんが受け取ってくれる時があります。
とても嬉しいです。


もしかしたら、その後にfacebookやブログを見てくれているのかも。
そして、その子自身もしくは周りの子が何か思い詰めていることがあるのかも。
わずかにでもその可能性があるのなら、今日書かなければいけないことがあると思いました。


内閣府の調査で、18歳以下の子どもの自殺が9月1日に最も多く、次いで4月11日、4月8日、9月2日、長期の休み明けや年度始め、新学期に多いと出ました。


明日が「一番多い」らしい。
でも、他の日にだって、一人だって自ら命を絶つ人がいるならば、僕はその日を「多い」と感じます。


少しでも減らしたいから、何か伝えられることはないかなって考えてみたけど、解決出来る言葉なんて思い浮かびませんでした。
そんな簡単に解決出来るなら、自分でやれているものね…


ただ、僕は休み明けに特に思い詰める気持ちがよく分かるのです。
春休み、夏休み、ようやく離れられた嫌な場所へまた行かなきゃならないのってつらい。
中には、何で行かないのって、行けないのって周りから責められたり、自分を責めたりする時もあると思うのだけど。
学校へ行くことだけが「正解」ではないよ。
行かないことも「正解」に出来ると僕は思っている。


一番大事なのは、学校でも、周りの人たちでも無くて、自分自身です。
だから、一生懸命守って欲しい。
ヤバイと思ったらとにかく逃げて、助けてって周りに声掛けて欲しい。


逃げろは良いけど、その後どうすんのさって思うかもしれないけど、僕も他人が簡単に言う逃げろに対してそう思っていた。
逃げた先が見えないから、逃げられないのにね。
ちなみに、僕は逃げて、とにかく休んで、休みまくると次第に休み疲れてきて、勉強(好きな科目だけ…)したり、好きなこと(ゲームとか読書、絵を描いたり、犬の散歩行ったり)していたよ。
今は家でひたすら好きなことに取り組んで長所にしたり、学校以外で友達作ったり、働ける年齢になるまで休んで、働いてどこかへ行ったり、生きてさえすれば色々とやれることが増えてくる。


たまたま今の場所が居心地悪いだけで、君に似合う場所が必ずある。
勇気を持って、逃げて。
困ったら、連絡おくれ。