しちおう ブログ

不登校を経て、作業療法士として病院に勤務、現在は稲沢市議会議員として活動する「しちおう」のブログです。

子ども

苦手なピーマンを食べさせられて、苦手になった話:我慢大会はもう止めよう。

私は子どもの頃、ピーマンが苦手だった。 給食にピーマンが出ると決まって居残りさせられて、みんなが掃除している中、ピーマンと格闘していた。 教員は、苦手なピーマンと格闘すれば、戦友になって食べられるようになるとでも思っていたのだろうか。あいに…

死ぬほど学校に行きたくない時にとる方法。

毎年、この時期になると考えることがある。 それは、子どもが最も自殺する日である9月1日を迎えるからだ。 子どもの自殺する日は、夏休み明けと新学期前後に集中している。長期休暇で苦しい場所から逃れられたのに、また同じ場所へ戻ることになるからだろう…

昔と今とでこんなに違う、子育ての常識

稲沢市議会議員のしちおうです。 三世代同居をしている友人から、嫁姑問題に直面しているとの報告を受けました。 話を聞くと、どうやら「祖父母世代の子育ての常識」と、「今の子育ての常識」との間にずいぶんギャップがあるらしい。具体的には、“抱っこ”は…

稲沢市の子ども食堂スタート。

稲沢市で、おそらく初めての子ども食堂が開催されました。 【過去記事−子ども食堂調査 第一弾・春日井市−】 【過去記事−第二弾・大府市−】 主催は、稲沢市で学校給食員として働く方々で、稲沢市社会福祉協議会を借りて実施。季節の野菜を使ったカレーライス…

学ぶためではなく、働くために大学へ行く現実。

持続可能な地域を作るヒトを育てる「政策塾」の第2回講座に参加しました。 shichioh.hatenablog.com 大学に通う意味。 今回のテーマは、“人口減少社会における、子育て支援と学校教育”でした。 講義のディスカッションの中で、県外から愛知へ学びに来ている…

子どもはいつ、何をキッカケにして、自分の仕事を決めるのか。

世の中には、たくさんの仕事があります。 時代と共に減り、あるいは無くなる仕事がある一方で、新しく作り出されるものもあります。今では、子どもたちの人気職業であるYouTuberなんて良い例ですよね。しかしながら、数多くある仕事の中で、いざ就職しようと…

あなたとの出会いを待っている人がいる。

新しい年度が始まった。 昨年度、最後の公務は保育園の卒園式で、地域の代表として祝辞を述べた。私は、こういうお堅い場での挨拶が苦手だ。性格なのか、場の空気が重いほどに笑いをとりたくなる習性がある。そして、始末が悪いことに、だいたいの場合スベる…

何をやってもダメ?〜学習支援のもう一つの効果〜

生活困窮者自立支援法(生活保護を受給するなど、経済的な理由で困っている方への支援策)の施行により、各自治体が取り組み始めた“学習支援教室”。 稲沢市では、“ブリッジルーム”の名で昨年から開始。教員OBの方らが、中学生の勉強を教えており、何度もブログ…

もうひとつの卒業式

今日は中学校の卒業式。 たくさんの子どもが泣いていて、「私も別れがつらくて泣いたっけ、あの時は純粋だったなぁ…」と回想したかったのだけど、そういえば、私、不登校で卒業式出ていなかったです。 冒頭、本日出席した中学校にも、不登校の子がいくらかい…

子ども食堂に行ってみた〜第2弾〜

また子ども食堂に行ってみた。 ■子ども食堂って?平均所得の半分未満の世帯で暮らす子どもの数は16.3%、実に6人に1人と多い。子ども食堂は、そんな経済的に厳しかったり、親の都合で食事がとれない、あるいは一人で食事をとる子らに無料もしくは安価で食事…

言葉にならない想いを生ける〜親子いけばな体験教室〜

友人の誘いで、市の生涯学習課が関わる親子いけばな体験教室を見学させてもらった。 実は私は、顔に似合わず生け花をやったことがある。と言っても、数回だけなのだが、精神科の病院実習で、患者さんと共に治療の一環で取り組んだ。「芸術は爆発だ」と言いな…

授業参観日の子どもみたいな気持ち〜議会の傍聴〜

議会での登壇を終えました。 質問を通して見えてきた市の課題と前進した項目をまとめます。 すぐ隣りにある貧困 今、約6人に1人の子どもが貧困と言われます。1クラスに5〜6人、そう思うと事の深刻さが分かります。地域による差も大きいために実態把握が急が…

子どもの貧困〜ひとり親家庭と学習支援〜

今日は、稲沢市成人式でした。 1,434人(うち、男733人 女701人)が新成人となり、今年は壇上に乱入する人もおらず、平穏無事に終わりました。おめでとうございます。 成人と責任 20歳になると、“責任”という言葉を投げかけられる機会が増えます。成人とセッ…

クリスマスと子ども〜学習支援教室を見に行きました〜

知り合いに誘って頂き、生まれて初めてサンタクロース姿になりました。強風で付け髭を飛ばしながら、高齢者施設や障害者施設を巡りましたが、老若男女問わず笑顔で迎えて下さり、サンタはみんなに愛され無敵だと思いました。羨ましいです。 その後、稲沢市で…

原発事故でいじめ〜大人から子どもへ引き継がれる言葉〜

原発事故で福島県から自主非難した子どもが、学校でいじめを受けていたと報道された。「菌」扱いを受けたり、「賠償金あるだろう」と金銭を要求されたりして、教員や市教育委員会などの大人も、問題を見て見ぬふり。結果的に、いじめが長期化し、被害者は不…

新聞に載りました

以前に名古屋でお話会を開いたご縁で、新聞記者の方に取材をした頂きました。 (過去記事−ひきこもり、議員になる) その特集が、本日11月15日付けの朝日新聞朝刊に載っています。 テーマは、「ひきこもり・不登校の経験者の試み」です。 ちなみに、私は初め…

ひきこもりは何者にもなれない?

私は中学2年の終わり頃から2年間ほど、ひきこもりで学校へ行っていませんでした。 もう15年以上前のことですが、当時はひきこもり・不登校について触れた話が今よりも少なく、インターネットも発展途上で、限られた情報しか入ってきませんでした。 「学校に…

自分に似合う場所

「休み明けは児童の自殺数が多い」という統計データを受けて、約一年前に子どもへ向けて文章を書きました。 shichioh.hatenablog.com 今も同じことを考えています。死ぬこと以外の道を選んで欲しい、ただそれだけです。 自分の生い立ちを発信し、文章にまと…

地方議員の一日保育士体験

牧川保育園へ、一日保育士体験でお邪魔しました。 はじめに。 子どもが将来なりたい職業で上位に入る保育士さん。子どもの成長を見守り、促す、夢とやりがいのある仕事である一方、勤務の大変さや賃金の低さ、人手の問題が言われています。実習は、保育士さ…

みんなで食べるとおいしい、自分のために作ってくれると嬉しい:子ども食堂へ行ってみた

子ども食堂へ参加しました。 今回参加したのは、春日井市にある“フードバンクかすがい”から支援を受ける「はらぺこ食堂」。月に2度、グループホームなどの場所を借りて、高校生までは無料で子ども食堂を行なっています。 ・子ども食堂とは…? 平均所得の半分…

特別支援学校で感じた、学び場に必要な多様性

本日は、愛知県立いなざわ特別支援学校へ勉強のためにお邪魔しました。 建物は稲沢市にありますが、通学区域は一宮市、清須市、北名古屋市、豊山町と広域。 主に知的障害のあるお子さんの教育を担っており、小学部〜高等部まで総勢300名以上の子が、100名以…

差別と不寛容:ヘイトスピーチ対策法

特定の人種や民族に対して差別的な言動を繰り返す“ヘイトスピーチ”が社会問題となっています。何年か前から見聞きするようになった単語ですが、列をなして排外的な主張を大声で叫び歩く姿は、聞く人の心を抉るようで、とても不快な気分になります。 これは言…

“保育士さんのため”は、“子どものため”に

今日は愛知文教女子短期大学の入学式にお邪魔しました。 幼児教育学科がある学校にちなんで、今回は「保育士」をテーマにします。 保育士不足の現状 昨今、待機児童が問題となり、“保活”(子どもを保育所に入れるために保護者が行う活動)なんて言葉が生まれ…

どこで生まれたとしても:子どもの貧困

子どもの6人に1人が貧困に直面していると言われています。 子どもの貧困率:平均的な所得水準の半分を下回る世帯で暮らす子どもの割合。2006年14.2%、2012年16.3%と悪化。特に母子世帯の貧困率は50%を超える。 貧困の連鎖:親の所得格差が子どもの教育・…

子どもの頃の夢

今日は小学校の卒業式でした。主役の6年生以外に、4、5年生も居て、体育館に入ると男の子らから「しちおうだ…」と囁きが聞かれ、何故か終了後に握手を求められました(笑) すごく嬉しくて、感動したのですが、やはり芸人か何かに思われている気がしてなりま…

いじめ問題に対する組織が立ち上がります

今日は議会改革推進特別委員会を傍聴しました。私は以前にも傍聴したことがあるため、話の筋が分かりましたが、一般の方はちんぷんかんぷんでしょうね…(幸か不幸か、傍聴者は0) どうしたら議会が身近になるか…もっと、オープン、気軽に、楽しくありたいも…

子ども時代は大人になるための準備期間ではない

先日、視察したユアフレンド事業(不登校支援)の特徴として、「不登校の児童を学校復帰させることを目的としない」があります。 事業創設に携わった先生が「なぜ、子どもに教育を受けさせるのか?」について語る中で、上記の特徴が生まれた背景も合わせて話…

子どもに必要な自信

通年で受講している研修会(子供たちへの様々な支援を学ぶ)へ参加しました。 今回は、「ことばこ」と言う塾を経営されている先生の講演です。(ことばこ寺子屋塾 http://www.kotobako-jyuku.com) 先生は元々、学校で国語を教えていたそうですが、成績優秀で人…